回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 授業の説明 | 授業の進め方、授業の到達目標、成績評価基準などのくわしい説明をする。
[事前学習]2時間
シラバスを読んでくること。
[事後学習]2時間
授業の進め方を理解しておくこと。 |
第2回 | 主語と定動詞を決める | 平叙文では定動詞第2位の原則から、動詞の位置をよく考え文を作る。
[事前学習]2時間
授業の最初が大切なので、ドイツ語Ⅰ,Ⅱの教科書を最初から見てくること。
[事後学習]2時間
「文肢」の文法的意味を理解しておくこと。 |
第3回 | 自己紹介の練習 | 基本的な自己紹介文を作る練習をする。
[事前学習]2時間
決まった表現を使って、名前、住まい、出身、職業など、自己紹介の順番を決めておく。
[事後学習]2時間
自己紹介ができたら、第三者の紹介もしてみよう。 |
第4回 | ドイツ語らしい語順 | 動詞の位置を学ぶ。
[事前学習]2時間
ドイツ語は副文や不定句の語順が基本で、平叙文の定動詞第2位はそこから作られる点を頭に入れておくこと。[事後学習]2時間
動詞となにが密接か、密接な要素はどこへ行くか確認しておくこと。 |
第5回 | 不定詞を最後に置く考え方 | 不定詞句の考え方を説明
[事前学習]2時間
ドイツ語の文を作るときは、まず、日本語と同じように動詞を最後に置くことから始めてみる。
[事後学習]2時間
不定詞句の表記に慣れておくこと。 |
第6回 | 趣味を言う練習 | 趣味を言う基本的な表現を学ぶ。
[事前学習]2時間
趣味によって、使う動詞が決められているので趣味と動詞はセットで覚えること。
[事後学習]2時間
自分の趣味について自由に書いてみよう。。 |
第7回 | 否定文の作り方 | nicht の位置を説明する。
[事前学習]2時間
全文否定と部分否定の説明文を、例文に照らし合わせて理解しておくこと。
[事後学習]2時間
全文否定と部分否定の区別がなくなるケースも考えてみる。
|
第8回 | kein を使う場合 | kein を使うケースを説明する。
[事前学習]2時間
不定の名詞を否定するときは kein を使う。kein の具体的な使用例をあげられるようにしておくこと。
[事後学習]2時間
無冠詞の名詞の性の区別もはっきりさせておくこと。 |
第9回 | 好き嫌いを言う練習 | 好き嫌いや賛成・反対を言う練習をする。
[事前学習]2時間
反対を表す形容詞や動詞を使っても否定は表せるので、反対語の練習をしておく。
[事後学習]2時間
自分が好きなことと嫌いなことを対比させて述べてみよう。 |
第10回 | 冠詞を正しく使う | 特定と不特定の概念を学ぶ。
[事前学習]2時間
定冠詞は「どれだか特定できるものを示す」、不定冠詞は「どれか特定できない1つのものを示す」ことが原則なので、まず、この考え方を基本にしてみる。
[事後学習]2時間
無冠詞の名詞をまとめておくこと。 |
第11回 | 身体の様子や病気について言う練習 | 自分の症状を言えること。
[事前学習]2時間
ドイツで病気になったとき、正確に自分の症状を言えることが大切。代表的な病気や症状の名前を理解しておこう。
[事後学習]2時間
最近の体調を述べてみよう。
|
第12回 | 情報の流れを考える | テーマで違う語順の原則を学ぶ。
[事前学習]2時間
情報は、定―不定の順番で提示する。文頭にはその文のテーマになるものがくる。「何について述べるか」を各自、意識しておく必要がある。
[事後学習]2時間
メルヘンの冒頭の文から、格の順番を確認しておくこと。
|
第13回 | 子供の時のことを語る練習 | 時称の区別を考えながら、自分の子供の時の思い出をまとめる練習をする。
[事前学習]2時間
過去のことを語るには、過去形と現在完了形がある。その文章が、話し言葉か書き言葉のどちらで話されているのかの判断が必要になるので、Ⅱの教科書をもう一度読んでくるとよい。
[事後学習]2時間
例文を参考に将来のことも書いてみよう
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第14回 | 空間の位置関係の表し方 | 位置関係を表す前置詞を練習する。
[事前学習]2時間
ドイツ語では空間の位置関係を表す場合、静止状態での場所か、移動の目的地なのかをはっきりと区別するのは格で区別する。そのため定冠詞、不定冠詞の変化が必要になるので、その変化形の準備をしておく。
[事後学習]2時間
前置詞を使って自宅から大学までのルートを書いてみよう |
第15回 | 確認試験と解説 | 授業を通して学んだことの中間試験(60分)および解説(30分)をおこなう。
[事前学習]2時間
本講義の内容を復習し、試験に備えること。
[事後学習]2時間
解説を聞いて、間違いを正しておくこと。
|
第16回 | 静止か移動かを考える | 概念で静止か移動かを説明する。
[事前学習]2時間
説明文を読み、静止と移動の概念を整理しておくこと。[事後学習]2時間
文章表現の正解は一つでないので、別の表現方法も考えてみるとよい。 |
第17回 | 行き方を説明する練習 | 交通機関などを使って、あるところへの行き方を練習する。
[事前学習]2時間
「前置詞と定冠詞の融合形」を使うケースも少なくない。その組み合わせを復習しておくこと。
[事後学習]2時間
ある場所へ誰かを案内する文を書いてみよう。 |
第18回 | 前置詞の意味の拡張 | 前置詞の意味を広げる使い方を説明する。
[事前学習]2時間
前置詞の基本的な意味以外に、意味をさらに広げていくといろいろな文章ができる。辞書の訳を最後まで精読しておくこと。
[事後学習]2時間
もう一度説明文を読み返し、抽象的な概念を理解すること。 |
第19回 | 前置詞を使いこなす | 日本語文から使う前置詞を見つける。
[事前学習]2時間
問題文から、どの前置詞を使うかよく考えてみよう。[事後学習]2時間
前置詞と分離動詞の前つづりの類似性も理解しておく。 |
第20回 | 曜日、週、月、季節の表現 | 予定を立てる表現を学ぶ。
[事前学習]2時間
よく使う副詞、前置詞句などを読んでくること。
[事後学習]2時間
自分の一週間の生活や、これからの予定を書いてみるとよい。
|
第21回 | 視点の取り方 | 副詞の上手な使い方を学ぶ。
[事前学習]2時間
説明文が理解できるまで読んでくること。
[事後学習]2時間
副詞を使うと話者の視点がよくわかると思う。そのため、副詞をうまく使って、相手にわかりやすい表現手段
をまとめてみよう。 |
第22回 | 移動も視点 | 移動の表現で少し間違いやすい gehen と kommen を説明する。
[事前学習]2時間
話者からの視点をよく考えて、与えられた独作文で予習をして、来る、向う、の微妙な違いを確認しておくこと。
[事後学習]2時間
自分のある一日の行動をかいてみよう。
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第23回 | 時間を表現する練習 | 時刻の言い方を練習する。
[事前学習]2時間
数詞を復習しておくこと。
[事後学習]2時間
公式な言い方と、日常的な言い方があるので、日本語での言い方と比較しておくとよい。
|
第24回 | 影響を受ける3格 | 3格の使い方を理解する。
[事前学習]2時間
ドイツ語では他人の身体部位などの所有者を3格で表すことが多い。例文をよく読んでくること。
[事後学習]2時間
自分の身体部位の単語をいくつか書きとめておくように。
|
第25回 | 無生物の主語 | 日本語ではあまり好まれない無生物を主語にした文を作る。
[事前学習]2時間
無生物主語を主語として訳すと訳が回りくどいので、言い換えたわかりやすい訳にする技術も身につけておくとよい。
[事後学習]2時間
無生物を主語にする利点も考えてみよう。
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第26回 | 意見を述べる練習 | 意見などに関する表現を練習する。
[事前学習]2時間
決まった言い方をぜひ練習してきてほしい。
[事後学習]2時間
自分の意見を述べるときによく使われる表現を覚えておくと、意見の内容が豊かになる。 |
第27回 | 話法でニュアンスの付け加え | 話者が事態をどうとらえるかで、話法の助動詞が決まることを深く学ぶ。
[事前学習]2時間
どういうニュアンスをその動詞に付けくわえるか、自分の意見の具体性が問われるので、「ねばならない」のか、「したい」のか、自分の意見をはっきりさせておくこと。
[事後学習]2時間
豊かなニュアンスを表現する、ほかの方法も考えてみよう。 |
第28回 | ドイツ語らしい論理展開 | 意見の表明、意見の具体化意見の強調、といった話す順序を整理する。
[事前学習]2時間
ドイツ語は、まず意見を言って、次にその理由を述べるのが普通。つまり、意見表明のあとには必ず理由を言う。そして説明は例をあげて具体的にする、この2点を頭に入れておくこと。
[事後学習]2時間
相手に理解してもらうために、話す順序を図から理解できるように。 |
第29回 | 補足作文と課題提出 | これまでの授業のまとめとして、様々な内容で補足作文をする。また課題文の提出もある。
[事前学習]2時間
どの文法の作文にも対応できるように教科書、ノートをよくみておくこと。
[事後学習]2時間
補足作文、課題提出を通して自分の独作文力を自己評価してみるとよい。 |
第30回 | 確認試験と解説 | 授業を通して学んだことの確認試験(60分)および解説(30分)をおこなう。
[事前学習]2時間
本講義の内容を復習し、試験に備えること。
[事後学習]2時間
解説を聞いて、間違いを正しておくこと。 |