講義名 健康科学論 ≪◇学部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 水2
単位数 1

担当教員
氏名
越澤 亮

学習目標(到達目標) 本講義では,以下の能力を身につけることを目指します。1. 運動・栄養・休養と健康の重要性を理解し,自分自身および周りの人の健康に関心を持つことができるようになる。2. 獲得した健康科学の知識を単なる知識として留めるのではなく,日常生活での実践につなげることができる。
対応DP及びCP:1,5
授業概要(教育目的) 本講義では,健康科学に関する基礎的内容(運動,栄養,休養)を中心とします。健康に関する正しい知識を身につけることで,現在および将来にわたる健康の維持増進のために何が重要であるかを理解してもらいます。これによって,自分自身が健康づくり行動を実践できるようになるだけではなく,周りの人の健康づくり行動をサポートできるようになってもらいます。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス授業のガイドラインを説明する(進め方,概要,評価方法等)。
これからどのような生活を送りたいかを論述する。
【事前学習】2時間
シラバスを熟読すること。また,これからどのような生活を送りたいか,考えをまとめておくこと。
【事後学習】2時間
これからどのような生活を送りたいか,思い浮かんだら随時追加で記入しておくこと。
第2回健康とは何か日本人や諸外国人の寿命,日本人の死因,高齢化社会について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「寿命」,「日本人の死因」,「高齢化社会」のキーワードについては,メディアで報じられる内容について確認すること。また,自身にとって「健康」とはどのようなことか,考えをまとめておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。特に「寿命」,「日本人の死因」,「高齢化社会」についてはメディアで報じられる内容についても確認すること。
第3回生活習慣病悪性新生物,心疾患,脳血管疾患,糖尿病等の原因と予防法を学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「悪性新生物」,「糖尿病」などの生活習慣病については,メディアで報じられる内容について確認すること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。特に「悪性新生物」,「糖尿病」についてはメディアで報じられる内容についても確認すること。
第4回肥満判定とメタボリックシンドローム 摂食障害メタボリックシンドロームの定義や摂食障害の仕組みについて学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「メタボリックシンドローム」,「摂食障害」については,メディアで報じられる内容について確認すること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。特に「メタボリックシンドローム」,「摂食障害」についてはメディアで報じられる内容についても確認すること。
第5回運動と健康①
(運動が身体に与える影響)
各年代の体力について,および運動が身体に与える影響を学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「有酸素運動」については,メディアで報じられる内容について確認すること。また,生活習慣の調査を行うので,授業前日の1日の行動について覚えておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。特に「有酸素運動」についてはメディアで報じられる内容についても確認すること。
第6回運動と健康②
(運動処方論)
どのように運動を進めるかを学び,運動プログラムを作成する。運動を継続するために心がけることを学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて自身の性格を考慮して,何か1つのことを継続するために必要な要素を考えること。また,生活習慣の調査を行うので,授業前日の1日の行動について覚えておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。運動を継続するためにはどのような工夫が必要かを記述すること。
第7回救急処置救急処置の方法を学ぶ。AEDのデモ機を用いて実践トレーニングを行う。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「AED」については,メディアで報じられる内容について確認すること。また,自身の生活圏内のどこにAEDが設置されているかを調べること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。また,AEDが設置されている場所について,生活を共にする人と情報共有すること。
第8回食事と健康①
(栄養素が身体に与える影響)
炭水化物,タンパク質,脂質等の栄養素が身体に与える影響を学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて,メディアで報じられる食行動関連の内容について確認すること。また,生活習慣の調査を行うので,授業前日の1日の行動について覚えておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第9回食事と健康②
(食事の摂り方)
食事の摂り方(スポーツなどの激しい運動をした時も含む),食生活の現状を学ぶ。生活習慣の記録をまとめ,グループディスカッション,発表を行う。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて,メディアで報じられる現代が抱える食生活の問題について確認すること。また,生活習慣の記録を指定用紙にまとめる。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。授業で学んだ食事の摂り方を実践すること。
第10回アルコール・喫煙アルコールや喫煙が身体に与える影響を学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「アルコール」,「喫煙」については,メディアで報じられる内容について確認すること。また,諸外国の商業施設の全面禁煙化による経済効果について調べること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。特に「アルコール」,「喫煙」についてはメディアで報じられる内容についても確認すること。
第11回薬物危険ドラッグや薬物摂取が身体に与える影響と依存メカニズムを学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「危険ドラッグ」,「薬物」については,メディアで報じられる内容について確認すること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。特に「危険ドラッグ」,「薬物」についてはメディアで報じられる内容についても確認すること。
第12回感染症感染症の予防法と免疫力を高める方法を学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「感染症」,「免疫」については,メディアで報じられる内容について確認すること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。特に「感染症」,「免疫」についてはメディアで報じられる内容についても確認すること。また,授業で学んだことを基にして,免疫力を高められるような生活をおくること。
第13回ストレスマネジメントストレス反応発症までのメカニズムと対処法を学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて自身にとってのストレッサーは何かをまとめること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。また,授業で学んだことを基にして,自身にあったストレスマネジメントを日常生活で実践すること。
第14回脳と健康・睡眠と健康脳の機能や,睡眠の仕組みと取り方について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,よく読んでおくこと。あわせて「脳」,「人工知能」,「睡眠」については,メディアで報じられる内容について確認すること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。また,授業で学んだことを基にして,快眠できるように実践すること。
第15回確認試験と解説授業を通して学んだことの確認試験(60分)および解説と総括(30分)を行う。
【事前学習】2時間
授業内で実施した小テストを中心に勉強することで,テストに備えること。
【事後学習】2時間
テストで解答できなかった分野を中心に復習すること。
授業形式 講義形式で行う。質問等のフィードバックは,翌週の講義で行う。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
50% 30% 0% 20% 0% 100%
評価の特記事項 ・出席回数が2/3に満たない場合は,評価の対象としない。
・欠席する場合は,事前に欠席届を各自作成し,客観的事実となる資料を添えて提出すること。
・授業内で提示した課題は全て提出すること。
テキスト テキストは,使用しない。必要があれば資料を配布する。
参考文献 ①山崎喜比古・朝倉隆司著『生き方としての健康科学』有信堂高文社,2900円 ISBN: 978-4842065793.
②津田謹輔著『健康科学―知っておきたい予防医学』丸善,1900円 ISBN: 978-4621071762.
オフィスアワー(授業相談) 本授業終了後,10分間は受け付けている。
また,事前にアポイントをとり,指示された時間帯・場所に来ること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 「健康」は,全ての行動の基礎となる。現在だけではなく,将来も健康であり続けるためには,自身の生活習慣について顧みることで現状を把握し,その健康状態を保持,あるいは改善するにはどのように取り組んでいけば良いのかを学ぶ必要がある。以上のことから,この授業では,健康に生活していくための知識を学び,自らの健康を保つための主体的に取り組む姿勢・思考を養ってもらう。

・グループワークやディスカッションの時間は,積極的な発言を行うこと。
・遅刻,私語など他の学生の迷惑がかかる行為は厳禁とする。
・その他の受講に関する注意事項を初回ガイダンスでアナウンスするので,必ず出席すること。
授業用URL https://www.wcl.eco.nihon-u.ac.jp/Portal/login/login.php?next=