回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | この授業のガイダンスおよびマクロ経済学Ⅰの簡単な復習をします。また, マクロ経済学Ⅱはマクロ経済学Ⅰとどこが違うかを明確にする。 |
第2回 | 第4章 有効需要の原理①-閉鎖経済を想定する | どのような調整メカニズムをが働いてGDPが調整されるかを最も単純なケインジアン・モデルで検討する。
【事前学習】2時間
消費、投資について復習しておくこと。また, テキストの75-82頁を予め読んでおくこと。
【事後目標】2時間
閉鎖経済モデルの下でのGDPの決定について復習しておくこと。 |
第3回 | 第4章 有効需要の原理②ー開放経済を想定する | 開放経済モデルの下でのGDPの決定について明確にする。
【事前学習】2時間
財政, 国際収支について予め調べておくこと。また, テキストの83-94頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
開放経済モデル下のGDPの決定について復習しておくこと。 |
第4回 | 財市場の均衡を示すIS曲線の導出 | 財市場の均衡を表すIS曲線を導出し, その本質を明確にする。
【事前学習】2時間
開放経済モデルのGDPの決定について復習しておくこと。また, テキストの132-134頁を予め読んでおくこと。
【事後目標】2時間
財市場の均衡と右下がりのIS曲線の導出について復習しておいてください。 |
第5回 | 貨幣の基本的機能-貨幣需要に注目する | 貨幣に対する需要について触れ, 「貨幣需要関数」を定式化する。
【事前学習】2時間
国債と利子率の関係について予め調べておくこと。また, テキストの100-110頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
貨幣の取引需要と資産需要について復習しておくこと。 |
第6回 | 貨幣の供給ー日本銀行の果たす役割 | 貨幣が市場に供給される仕組みについて考える。
【事前学習」2時間
貨幣の定義について予め調べておくこと。また, テキストの111-126頁を予め読んでおくこと。
【事後目標】2時間
貨幣供給の仕組みと日本銀行の果たす役割について復習しておきてください。 |
第7回 | 第6章 貨幣市場の均衡を示すLM曲線の導出 | 貨幣市場の均衡を示すLM曲線を導出し、その本質を明確にする。
【事前学習】2時間
日本銀行による貨幣供給と貨幣需要について復習しておくこと。また, テキストの135-137頁を予め読んでおくこと。
【事後目標】2時間
右上がりのLM曲線と貨幣市場の均衡について復習しておくこと。
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第8回 | 財市場と貨幣市場の同時均衡と財政・金融政策の有効性 | IS曲線とLM曲線が交わるところで同時に均衡することになることを示す。
【事前学習】2時間
IS曲線とLM曲線について復習しておくこと。また, テキストの137-145頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
IS曲線とLM曲線のシフトについて復習しておくこと。 |
第9回 | 第7章 国際収支の構造と外国為替制度 | 国際収支とは, 一国のすべての対外経済取引を体系的に記録したもので, ある期間内に発生した国際取引の内容をまとめたものであるということを示す。
【事前学習】2時間
経常収支について予め調べておくこと。また, テキストの154-156頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
外国為替制度, 貿易収支, 純輸出などについて復習しておくこと。 |
第10回 | マンデル=フレミング・モデルの導出(1)ー固定相場制 | オープンマクロ経済の分析には、マンデル=フレミングと呼ばれるモデルがよく用いられるが、これは、海外部門を組み入れたモデルであることを示す。
【準備学習】2時間
固定相場制について予め調べておくこと。また, テキストの167-172頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
固定相場制と財政金融政策の有効性について復習しておいてください。 |
第11回 | マンデル=フレミング・モデルの導出(2)-変動相場制 | 変動相場制のもとでのマンデル=フレミング・モデルのモデルを使って財政金融政策の効果を考察する。
【事前学習】2時間
変動相場制について予め調べておくこと。また, テキストの172-177頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
変動相場制下の財政・金融政策の有効性について復習しておいてください。 |
第12回 | 第8章 長期均衡モデルにおける財市場の均衡と利子率 | 長期モデルの枠組みのもとで産出量(GDP)の水準や利子率どのように決まるかを示す。
【事前学習】2時間
短期モデルを復習しておくこと。また, テキストの185-190頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
労働市場の均衡と産出水準の決定について復習しておくこと。
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第13回 | 短期の総供給曲線と価格の硬直性 | ケインズ派と古典派がまったく異なる結論に達するということを示す。
【事前学習】2時間
数量調整と価格調整について復習しておくこと。また, テキストの209-213頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
ケインジアンと古典派の総供給曲線について復習しておくこと。 |
第14回 | 第10章 インフレとデフレー期待の変化に注目する | インフレーション(デフレーション)は物価が継続的に上昇(下落)する現象ですが、このメカニズムについて分析する。
【事前学習】2時間
フィリップス曲線について予め調べておくこと。また, テキストの228-251頁を予め読んでおくこと。
【事後学習】2時間
期待インフレ率とフィリップス曲線のシフトについて復習しておいてください。 |
第15回 | 理解度の確認 | まとめ |