回 | 項目 | 内容 |
第1回 | はじめに(1) | 講義内容,講義形式,評価方法,履修上の注意点,さらに講義範囲ならびに年間講義計画について説明する。そして,まず経済思想史とは何かについて言及する。
【事前学習】2時間
参考文献の1~5ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第2回 | はじめに(2) | 経済思想史の研究方法にはどのようなものがあるのか,また経済思想史を学ぶ意味について考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の6~7ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第3回 | 重商主義の経済思想(1) | 重商主義の概念を歴史的・社会的背景から捉える。
【事前学習】2時間
配布資料をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第4回 | 重商主義の経済思想(2) | イギリス重商主義を3つの時期に区分して理解する。
【事前学習】2時間
配布資料をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第5回 | 重商主義の経済思想(3) | 古典派への移行期の経済思想として,ヒューム,ペティ,ロック,ステュアートらの考え方を学ぶ。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の10~37ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第6回 | 重農主義の経済思想(1):F. ケネー | ケネーと重農主義経済思想出現の社会的背景ならびに自然法思想について説明する。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の38~49ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第7回 | 重農主義の経済思想(2):F. ケネー | 純生産物と生産的労働,資本の前払い,社会の階級区分を考慮しながら,ケネーの『経済表』について説明する。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の38~49ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第8回 | 重農主義の経済思想(3):F. ケネー | 自由貿易論と土地単一税論を中心に,ケネーの政策論を考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の38~49ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第9回 | 古典主義の経済思想(1) | 古典学派の定義について考え,古典主義の系譜を捉える。
【事前学習】2時間
配布資料をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第10回 | 古典主義の経済思想(2):アダム・スミス | アダム・スミスの投下労働価値説と支配労働価値説を中心に,彼の価値論を理解する。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の50~63ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第11回 | 古典主義の経済思想(3):アダム・スミス | 支配労働価値説に基づくアダム・スミスの分配論を考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の50~63ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第12回 | 古典主義の経済思想(4):アダム・スミス | アダム・スミスの投下労働価値説が,蓄積論にどのように展開されているか理解する。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の50~63ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第13回 | 古典主義の経済思想(5) :アダム・スミス | アダム・スミスは,「自然的自由の体系」のもとではどのような順序で投資されると考えたのか,またこの観点から重商主義はどのように批判されたのかを考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の50~63ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第14回 | 古典主義の経済思想(6):アダム・スミス | アダム・スミス経済思想のもつ現代的意義について考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の50~63ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第15回 | 前期講義のまとめ | 前期の講義内容を整理し,それを踏まえ後期の講義概要を説明する。
【事前学習】2時間
第1回から第14回までの講義ノート・配布資料・参考文献等を十分に復習しておくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。
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第16回 | 古典主義の経済思想(7):T. R. マルサス | マルサスの『人口論』について説明する。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の77~95ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第17回 | 古典主義の経済思想(8):T. R. マルサス | マルサスは,リカードとどのように論争したか説明する。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の77~95ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第18回 | 古典主義の経済思想(9):T. R. マルサス | アダム・スミスの支配労働価値説が,マルサスにどのように継承されたかに注意しつつ彼の価値論を捉え,さらにマルサス経済学の意義を考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の77~95ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第19回 | 古典主義の経済思想(10):D. リカード | アダム・スミスの投下労働価値説がリカードにどのように継承されたか考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の77~95ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第20回 | 古典主義の経済思想(11):D. リカード | リカードは投下労働価値説を踏まえ,分配論の中心である地代論をどのように展開したのか説明する。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の77~95ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第21回 | 古典主義の経済思想(12):D. リカード | リカードの比較優位の原理を視野に入れつつ,彼はイギリスの資本主義の将来をどのようにみていたのか考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の77~95ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第22回 | 古典主義の経済思想(13):J. S. ミル | J. S. ミルの経済思想の性質を修正主義と近代経済学との関連から捉える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の96~109ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第23回 | 古典主義の経済思想(14):J. S. ミル | J. S. ミルは生産論と分配論をどのように捉え,労働者の失業と貧困を解決しようとしたのか考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の96~109ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第24回 | 古典主義の経済思想(15):J. S. ミル | J. S. ミルは,社会主義に対しどのような姿勢で向き合っているのか理解し,あわせて彼の経済思想の意義について考える。
【事前学習】2時間
配布資料ならびに参考文献の96~109ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノート,配付資料,さらには参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第25回 | 歴史主義の経済思想(1):F. リスト | 歴史学派の始祖であるリストの経済思想について,その当時のドイツの時代背景に照らしつつ,彼の『経済学の国民的体系』を枢軸に説明する。
【事前学習】2時間
参考文献の124~137ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノートならびに参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第26回 | 歴史主義の経済思想(2):旧歴史学派 | 旧歴史学派の経済思想の特質を,時代背景を考慮しつつ,取り分け経済学の方法を中心に捉える。
【事前学習】2時間
参考文献の124~137ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノートならびに参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第27回 | 歴史主義の経済思想(3):新歴史学派 | 新歴史学派の提唱する社会政策がどのようなものか理解し,その関連で新歴史学派の衰退理由を考える。
【事前学習】2時間
参考文献の124~137ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノートならびに参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第28回 | 制度主義の経済思想(1) | 制度主義経済思想台頭の社会的背景と制度学派の主要な考え方について説明する。
【事前学習】2時間
参考文献の217~229ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノートならびに参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第29回 | 制度主義の経済思想(2):T. ヴェブレン | 制度学派の創始者と目されるヴェブレンの経済思想を,彼の主要著作の概要に触れながら説明し,それがいわゆる正統派経済思想批判に直接的につながる点を明確にする。
【事前学習】2時間
参考文献の217~229ページをあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義中に取ったノートならびに参考文献の該当箇所を見直して,講義内容を復習しておくこと。 |
第30回 | 確認試験と解説 | 講義を通して学んだことの確認試験(60分)および解説(30分)を行う。
【事前学習】3時間
第1回から第29回までの講義ノート・配布資料・参考文献等を十分に復習しておくこと。
【事後学習】2時間
確認試験の内容を、解説を参考にして復習しておくこと。 |