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学習目標(到達目標) |
1. 品詞や構文などの根拠をもとにして, 英文を文法的に正しく読むことができる。
2. 文章全体の文脈を理解し, 特定の表現が使われている理由や指示語の内容を答えることができる。
3. 自分の中で構造がとれない英文について,わからない点を整理することができる。
4. 段落ごとの要点をつかみ, 筆者が言いたいことを自分の言葉で言い換えることができる。
5. 日常的に使う範囲での高度な語彙を身につけ, 意味を説明することができる。
対応DPおよびCP: 2, 6, 8
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授業概要(教育目的) |
英語の歴史について書かれた本『The Story of English』(朝日出版社)を精読します。 英文を読む上で見落としがちな文法や語法を細かく取り上げ, 英語と丁寧に向き合う態度を養うことが第一の目標です。また, 英語はなぜ現在のような文法と語彙を持っているのか, そして英米の文化の起源はどこにあるのか, 教科書の内容を補足しながら解説します。高度な読解力だけでなく, 文化的な視点を豊かにすることも目標のひとつです。 |
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授業計画表 |
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回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 前期の復習と後期の進め方の解説 | 前期中の英文解釈における注意事項を復習し,今学期の英文解釈に活かせるよう意識づけをはかります。【準備学習:2時間】前期の確認テストの内容を見直しておくこと。【事後学習:2時間】授業で解説した中で,前期中に身につかなかった事項をもう一度確認し,ノートにまとめておくこと。 | 第2回 | プリントの英文(前半)の精読(長い挿入語句に慣れる) | プリントの英文(前半)の予習テストを行い,その後テスト範囲の英文を精読しながら解説します。長い挿入語句に対処できることを目標とします。【準備学習: 2時間】プリントの英文(前半)を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第3回 | プリントの英文(前半)の精読(長い挿入語句に慣れる) | プリントの英文(前半)の解説を続けます。長い挿入語句に対処できることを目標とします。【準備学習: 2時間】プリントの英文(前半)を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第4回 | プリントの英文(後半)の精読(強調構文に慣れる) | プリントの英文(後半)の予習テストを行い,その後テスト範囲の英文を精読しながら解説します。強調構文に慣れることを目標とします。【準備学習: 2時間】プリントの英文(後半)を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第5回 | プリントの英文(後半)の精読(強調構文に慣れる) | プリントの英文(後半)の解説を続けます。強調構文に慣れることを目標とします。【準備学習: 2時間】プリントの英文(後半)を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第6回 | 教科書pp. 37-39の精読(関係詞の複雑な構文を理解する) | 教科書pp.37-39の予習テストを行い,その後テスト範囲の英文を精読しながら解説します。前期中にも学習した, 関係詞の複雑な構文を理解することを目標とします。【準備学習: 2時間】教科書pp.37-39を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第7回 | 前半のまとめと解説 | 配布したプリントの英文と, 教科書pp.37-39について理解度を確認し,解説します。【準備学習:2時間】範囲の構文や単語を,授業で説明した注意事項を中心にして復習すること。
【事後学習:2時間】確認問題で解けなかった部分を復習し,確実に答えられるようにしておくこと。
| 第8回 | 確認問題の解説 | プリントの英文と, 教科書pp.37-39の復習の解説を続けます。範囲において, 挿入語句のある構文の仕組みをきちんと理解することを目標とし, 今後の英文解釈に活かせるようにします。【準備学習:2時間】教科書pp.2-8の構文や単語を,授業で説明した注意事項を中心にして復習すること。
【事後学習:2時間】解説を聞き,自分が理解できていなかった事項をノートにまとめておくこと。
| 第9回 | 教科書pp.39-40の精読(並列の構造に慣れる) | 教科書pp.39-40の予習テストを行い,その後テスト範囲の英文を精読しながら解説します。並列の構造に慣れることを目標とします。【準備学習: 2時間】教科書pp.39-40を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第10回 | 教科書pp. 39-40の精読(並列の構造に慣れる) | 教科書pp.39-40の解説を続けます。並列の構造に慣れることを目標とします。【準備学習: 2時間】教科書pp.39-40を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第11回 | 教科書pp. 41-42の精読(接続詞の構文に慣れる) | 教科書pp.41-42の予習テストを行い,その後テスト範囲の英文を精読しながら解説します。接続詞の構文に慣れることを目標とします。【準備学習: 2時間】教科書pp.41-42を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第12回 | 教科書pp. 41-42の精読(接続詞の構文に慣れる) | 教科書pp.41-42の解説を続けます。接続詞の構文に慣れることを目標とします。【準備学習: 2時間】教科書pp.41-42を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第13回 | 教科書pp. 45,51-53の精読(比較の構文に慣れる) | 教科書pp.45,51-53の予習テストを行い,その後テスト範囲の英文を精読しながら解説します。比較の構文に慣れることを目標とします。【準備学習: 2時間】教科書pp.45,51-53を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第14回 | 教科書pp. 45,51-53の精読(比較の構文に慣れる) | 教科書pp.45,51-53の解説を続けます。比較の構文に慣れることを目標とします。【準備学習: 2時間】教科書pp.45,51-53を細かく読み, 英文の構造や指示語の内容などを完全に理解しておくこと。
【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。
| 第15回 | まとめと解説 | 教科書pp.39-53について理解度を確認し,解説します。【準備学習:2時間】教科書pp.39-53の構文や単語を,授業で説明した注意事項を中心にして復習すること。【事後学習:2時間】自分が理解できなかった部分の解説をよく復習し,次に同様の英文が出てきた時, その知識を利用できるようにすること。 |
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授業形式 |
英文の構成や指示語の内容などを細かく考え,精読していきます。授業では予習の理解度を問う予習テストをし, 理解ができなかった点を中心にして範囲の解説(フィードバック)を行います。全員が予習をしていることを前提とし, 授業中はランダムに学生を指名します。 |
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評価方法 |
定期試験
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レポート
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小テスト
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授業への
参画度
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その他
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合計
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70% |
0% |
30% |
0% |
0% |
100% |
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評価の特記事項 |
4回欠席をした場合,評価対象外となるので注意してください。 |
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テキスト |
Robert McCrum他著『The Story of English』朝日出版社, 1,600円. |
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参考文献 |
Seth Lerer, _Inventing English_, Columbia University Press, 2015. |
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オフィスアワー(授業相談) |
火曜日16:30から17:30まで質問に答えます。事前に相談してください。 |
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事前学習の内容など,学生へのメッセージ |
1. この授業では英文を細かく正確に読むことが求められます。基礎的な英文法, 特に品詞や構文の知識を持っていることが前提となるため, 復習をしておいてください。
2. 英文の精読には辞書を細かく引くことが必要となります。辞書を持ってくることは出席条件となるので注意してください。適切な辞書ソフトの入っていない携帯電話等は使用禁止とします。
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