講義名 英語インテンシブ・リスニングⅡ ≪◇学部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 月4
単位数 1

担当教員
氏名
平形 美加

学習目標(到達目標) ①英語音声の様々な特徴を理解し、英語をより明確な発音で話すことができる。
②日常的な話題、ニュース、様々な事柄に関する説明を正確に聴き取り、内容を説明することができる。

対応DP及びCP: 2,6,8
授業概要(教育目的) 英語音声学の見地から、個々の音素・イントネーション・リズムについて丁寧に分析説明する。英語の正しい発音の仕方を理解し習得することでリスニング能力向上につなげる。
授業計画表
 
項目内容
第1回Intoroductionシラバスの説明および授業日程の記入。
プリントを配布し音読を録音する。前期を比較し向上がみられるかをチェックする。
前期同様リスニング自習計画表(以下「計画表」と表記)を作る。
【事前学習】2時間シラバスを読む。プリントアウトして授業時に持参する。前期既習事項の復習をしてくる。
【事後学習】2時間 計画表を記入する。
第2回Unit 7 紛らわしい子音(3)と半母音I子音分類最後の破擦音と半母音について学習する。
【事前学習】2時間 計画表に沿って練習する。
【事後学習】2時間 破擦音と半母音を復習する。
第3回Unit 7 紛らわしい子音(3)と半母音IIA Sound Check B Dictation C Listening Comprehension D Fill-ins and Sense Groups E Challenge Task (以下「ABCDE」と表記)行い解説する。その後audiotranscript(以下「AT」と表記)を毎回配布する。
【事前学習】2時間 前回の復習を行う。特に破擦音に注意し計画表に沿って練習する。
【事後学習】2時間 AT復習後音読し、使用されている表現を覚え、実際の運用に役立てる。
第4回Unit 8つながって聞こえる音(連結)Iリスニングによる理解を最も困難にしている音の連結について学習する。
【事前学習】2時間 特に聞き取り困難な連結を前期からの計画表で見つける。
【事後学習】2時間 聞き取り困難な音が含まれている文章を理解するまで練習する。
第5回Unit 8 つながって聞こえる音(連結)IIABCDEを行い解説する。
【事前学習】2時間 連結している音を聴き取る難しさについて理解し、自習のリスニングに反映させる。
【事後学習】2時間 ATの音読練習後、使用表現の暗記をし、実際の運用につなげる。
第6回Unit 9 変化して聞こえる音(同化)I英語のリスニングを困難にするもう一つの原因である同化について学習する。
【事前学習】2時間 計画表に沿って練習する。
【事後学習】2時間 自宅学習で同化している個所を調べ、その部分が聞き取り困難かどうかを確認する。
第7回Unit 9 変化して聞こえる音(同化)IIABCDEを行い解説する。
【事前学習】2時間 計画表に沿って練習する。
【事後学習】2時間 AT復習後、特に同化の部分に注意し音読する。
第8回Unit 10 聞こえなくなる音(1)(単語間の脱落)I単語が並んでいる時の一つ目の単語語末音の脱落について学習する。
【事前学習】2時間 計画表に沿って練習する。
【事後学習】2時間 自習で使っている資料で単語間の脱落により聞き取り困難な箇所を見つける。
第9回Unit 10 聞こえなくなる音(1)(単語間の脱落)II文中の子音の脱落や短縮形について学習する。話し言葉でのはっきり発音されていない音についても言及する。
ABCDEを行い解説する。
【事前学習】2時間 自習のリスニング教材で聞こえなくなる音はどのような場合に起こるのかを調べる。
【事後学習】2時間 ATを復習し、音読練習をする。
第10回Unit 11 聞こえなくなる音(2)(単語内の脱落・短縮形)今回は母音の脱落と単語の短縮形について学習する。特に話し言葉のはっきり発音されていない部分について説明する。
ABCDEを行い解説する。
【事前学習】2時間 計画表で使う資料の中で、聞こえなくなる音はどのような時に起こるかを調べる。
【事後学習】2時間 ATを復習し音読練習をする。
第11回Unit 12 英語のイントネーション(1)声の高低の変動であるイントネーションについて学習する。
ABCDEを行い解説する。
【事前学習】2時間 計画表に沿って練習する。
【事後学習】2時間 配布済みのATのイントネーションを学習する。ATを復習する。
 
第12回Unit 13 英語のイントネーション(2)Unit 12のイントネーション基礎ルールに続き、今回は多様なイントネーションについて学習する。
ABCDEを行い解説する。
【事前学習】2時間 前回イントネーションの基礎について復習する。
【事後学習】2時間 ATを復習する。計画表に沿って練習する。
第13回Unit 14 World Englishesグローバリゼーションが進む今日、国際語としてその地位を築いた英語は、地域により様々な発音がみられる。その中で母語として英語を使用する3か国の発音を紹介する。
ABCDEを行い解説する。
【事前学習】2時間 発音における英・米・豪の違いを調べる。
【事後学習】2時間 ATを復習する。計画表に沿って練習する。
第14回Unit 15 数量表現数字・数量の表現を学習する。一見簡単なようであるが、慣れるにはリスニングもスピーキングも時間をかけた練習が必要である。
ABCDEを行い解説する。
【事前学習】2時間 生活で使う数字をすべて英語で言う練習をする。
【事後学習】2時間 ATを復習する。計画表に沿って練習する。
第15回確認試験と解説Unit 1からUnit 15の確認試験(60分)及び解説(30分)を行う。
【事前学習】4時間 確認試験の準備
【事後学習】2時間 今年度授業内容の総復習
コミュニケーションに支障のない発音を習得するための自身の今後の課題をまとめる。
授業形式 演習形式で行う。
小テスト及び提出物のフィードバックは翌週の授業で行う。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 20% 50% 30% 0% 100%
評価の特記事項 定期試験は行わないが、小テスト及び確認試験を行う。
自宅学習のリスニング計画表を記入し最終授業で提出する。これをレポートとする。
テキスト 杉森他著,English Sounds,English Minds,金星堂,2019,1800円(税抜).前期と同一教科書である。
参考文献 授業時に提示する。
オフィスアワー(授業相談) 金曜日16:20~17:00(アポイントメントをとること)
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 発音とリスニング能力の向上には大きな関係があるので、授業はもとより自宅での真剣な練習が必須である。
前期同様授業参加が大切な科目なので、積極的に発音練習に取り組んでほしい。