回 | 項目 | 内容 |
第1回 | イントロダクション | 「マクロ経済学」の概要・講義方針・評価等について説明を行います。履修者は単位取得にかかわる説明があるので必ず出席してください。
【事前学習】2時間
テキストの目次および学習領域(1章-6章)を通して何を学ぶのかを自分なりに考えてみる。
【事後学習】2時間
ガイダンスを通じて、どのような視点から主にどのような経済学のツールを学ぶのかを言えるようにしておく。 |
第2回 | 日本の経済循環と変動 | とくにバブル崩壊後の「失われた20年」の日本経済のマクロ経済の実際の動きを外観しながら,フロー量とストック量,マクロ経済学が対象とする「市場」について,名目と実質の区別等を学習します。
【学習準備】第1章
【学習目標】フロー量とストック量/名目と実質の区別
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第3回 | GDPの概念と物価指数① | GDPとは何か・・・なぜ経済的幸福度を表せるか。
【学習準備】第2章
【学習目標】国内総生産(GDP),付加価値、帰属計算等をマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第4回 | GDPの概念と物価指数② | 三面等価の『原則』とは何か。一国の生産面・支出面・分配面のしくみを考えます。
【学習準備】第2章
【学習目標】三面等価の原則をマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第5回 | GDPの概念と物価指数③ | I S バランスと財政収支・貿易サービス収支
【学習準備】第2章
【学習目標】ここまで学習してきたマクロ経済学の重要な式から,一国の経常収支と貯蓄・財政の関係をマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第6回 | GDPの概念と物価指数④ | 物価指数の指標
【学習準備】第2章
【学習目標】物価を表す指標(GDPデフレーター/消費者物価指数等)についてマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第7回 | GDPの概念と物価指数のまとめ | GDPの指標がなぜ重要であったのか考える。確認小テストをする。
【事前学習】2時間
全体を通して配布プリント・テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第8回 | 所得(GDP)の決定① | 所得(GDP)決定の考え方(1)。
【学習準備】第4章
【学習目標】マクロ経済の需要と供給の基本的な調整方法~数量調整(有効需要の原理)の考え方についてマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第9回 | 所得(GDP)の決定② | 所得(GDP)決定の考え方(2)。
【学習準備】第4章
【学習目標】総需要における,消費関数/貯蓄関数をマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第10回 | 所得(GDP)の決定③ | 所得(GDP)決定の考え方(3)。
【学習準備】第4章
【学習目標】一国のGDPはどのような水準に決まるかを説明する「45度線モデル」をマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第11回 | 所得(GDP)の決定④ | 所得(GDP)決定の考え方(4)。
【学習準備】第4章
【学習目標】過少雇用均衡(失業者がいる場合)等に発動すべき財政政策と乗数という考えをマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第12回 | 所得(GDP)の決定⑤ | 所得(GDP)決定の考え方(5)。
【学習準備】第4章
【学習目標】金融市場で決まる利子率の動きに連動する投資関数について/インフレギャップ・デフレギャップ時の経済政策の方法についてマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第13回 | 所得(GDP)の決定のまとめ
| 一国の所得がどのような理論でどのように説明されたのかを再び考える。確認小テストをする。
【事前学習】2時間
全体を通して配布プリント・テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第14回 | 貨幣の需給と利子率① | 貨幣/利子率決定の考え方(1)。貨幣市場と債券市場とは。
【学習準備】第5章
【学習目標】「ワルラス法則」の考え方から貨幣市場をなぜ取り上げるのかをマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第15回 | 貨幣の需給と利子率② | 貨幣/利子率決定の考え方(2)。<定義>貨幣とは何か。
【学習準備】第5章
【学習目標】貨幣に備わる3つの機能/債券価格と利子率の関係/貨幣需要関数をマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第16回 | 貨幣の需給と利子率③ | 貨幣/利子率決定の考え方(3)。マクロ経済学の『マネー』とは。
【学習準備】第5章
【学習目標】中央銀行と金融政策の仕組みについてマスターする。コールレート市場。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第17回 | 貨幣の需給と利子率④ | 貨幣/利子率決定の考え方(4)。
【学習準備】第5章
【学習目標】ハイパワードマネーのコントロールと金融政策についてマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第18回 | 貨幣の需給と利子率⑤ | 貨幣/利子率決定の考え方(5)
【学習準備】第5章
【学習目標】通貨乗数/預金(信用)創造という仕組みをマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第19回 | 貨幣の需給と利子率⑥ | 貨幣/利子率決定の考え方(6)。
【学習準備】第5章
【学習目標】貨幣市場の均衡と利子率の決定の仕組みをマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第20回 | 貨幣の需給と利子率のまとめ | 貨幣残高の需給の世界で利子率がどのように決まり,説明されたのかを再び考える。確認小テストをする。
【事前学習】2時間
全体を通して配布プリント・テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第21回 | IS/LMモデル① | IS/LMモデルを作る(1)。
【学習準備】第6章
【学習目標】ある利子率で均衡する財市場におけるGDPの水準を表す「IS曲線」をマスターする。投資関数の復習。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第22回 | IS/LMモデル② | IS/LMモデルを作る(2)。
【学習準備】第6章
【学習目標】あるGDPで均衡する貨幣市場における利子率の水準を表す「LM曲線」をマスターする。貨幣需要関数の復習。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第23回 | IS/LMモデル③ | IS/LMモデルを作る(3)。
【学習準備】第6章
【学習目標】フロー量とストック量/名目と実質の区別
総需要管理政策とIS/LM曲線のシフトの仕方
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第24回 | IS/LMモデル④ | IS/LMモデルを作る(4)。
【学習準備】第6章
【学習目標】財市場と貨幣市場の同時均衡(IS/LM均衡)を表すGDPと完全雇用GDPの区別をマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第25回 | IS/LMモデル⑤ | IS/LMモデルを作る(5)。
【学習準備】第6章
【学習目標】過少雇用均衡のケースで発動する総需要管理政策(財政政策と金融政策)についてマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第26回 | IS/LMモデル⑥ | IS/LMモデルを作る(6)。
【学習準備】第6章
【学習目標】利子率の下限が存在するケースで考えられる『流動性の罠』とは何かをマスターする。
【事前学習】2時間
テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第27回 | IS/LMモデルのまとめ | IS/LMモデルによって,所得と利子率が同時にどのように決定され,説明されることになったのかを再び考える。確認小テストをする。
【事前学習】2時間
全体を通して配布プリント・テキストを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第28回 | IS/LMモデルで読み解く日本経済 | IS/LMモデルを用いて,1990年代のバブル崩壊から長期停滞に至る過程やアベノミクスなど,日本経済に起きた経済を考える。
【事前学習】2時間
テキスト第1章と第6章を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第29回 | 第2章GDPの決定 - 第4章所得/GDPの決定の補足 | まとめ(1)第2章GDPの決定 - 第4章所得/GDPの決定についての補足をする。
【事前学習】2時間
これまでの配布プリント・テキストを見直し,各章末にある練習問題を用いて復習しておくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |
第30回 | 第5章ストック市場,貨幣の需給と利子率 - 第6章IS/LMと財政金融政策の補足 | まとめ(2)第5章ストック市場,貨幣の需給と利子率 - 第6章IS/LMと財政金融政策についての補足をする。
【事前学習】2時間
これまでの配布プリント・テキストを見直し,各章末にある練習問題を用いて復習しておくこと。
【事後学習】2時間
講義内容をよく復習し,重要なキーワードや図の説明ができるようにしておくこと。 |