回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 生徒指導の意義と役割
⑴「校則」について考える | ブラック校則がマスコミに取り上げられている。新聞記事やその他の資料をもとに、「校則」がなぜ存在するのか、そして「校則」は必要なのか。必要ないのかディスカッションする。
【事前学習】2時間
「生徒指導提要」pp.142~147をよく読み、内容を共通理解のもとディスカッションできるようにしておくこと。
【事後学習】2時間
ブラック校則について自分の考えをまとめ、レポートを提出できるようにしておく。 |
第2回 | 生徒指導の意義と役割
⑵規範意識の醸成 | 規範意識の低下の現状とコンプライアンスの関係を考察しながら規範意識の醸成の方策を追究する。
【事前学習】2時間
「規範」の意味を調べておく。また規範意識低下の具体例を挙げられるようにしておくこと。
【事後学習】2時間
規範意識を醸成する方策について自分の考えをまとめ、レポートを提出できるようにしておく。
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第3回 | 生徒指導の意義と役割
⑶生徒指導の意義と原理 | 生徒指導の定義と集団指導、個別指導の方法原理及び生徒指導の機能を考える。
【事前学習】2時間
「生徒指導提要」pp.1~22をよく読み、理解しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容を復習し、説明できるようにしておく。 |
第4回 | 生徒指導の方法 | 生徒指導の場面及び組織的・計画的運営について考える。
【事前学習】2時間
「生徒指導提要」pp.75~91をよく読み、理解しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容を復習し、説明できるようにしておく。
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第5回 | 生徒指導と関連法規 | 「いじめ」「不登校」「虐待」など社会問題化している生徒指導上の諸課題について、事例と法令を通して考察する。
【事前学習】2時間
「生徒指導提要」の「Ⅱ個別の課題を抱える児童生徒への指導」の第6節、第10節、第12節をよく読み理解しておく。
【事後学習】2時間
法令等に基づく「定義」について覚え、次時のテストに備えておく。 |
第6回 | 資料から見る生徒指導上の諸課題の現況及び「定義」に関するテスト | 「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果(文科省)」等の資料を通して生徒指導上の諸課題の現況を考察する。
【事前学習】2時間
「生徒指導」、「いじめ」、「不登校」、「虐待」の定義を覚えておく。
【事後学習】2時間
データから基本的事項をワークシートにまとめておく |
第7回 | 「不登校」と「ひきこもり」の課題と対応策 | 「不登校」と「ひきこもり」を比較考察しながらその様々な対策を調べ考察する。
【事前学習】2時間
自治体やNPOなどの不登校対策を調べ、発表できるようにしておく
【事後学習】
授業内容を復習し、説明できるようにしておく
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第8回 | 「不登校」対策(「中1ギャップ」を克服するために | 中1で急激に増加する不登校の実態を捉え、その理由と対応策をディスカッションする。
【事前学習】2時間
ディスカッションで自分の意見を発表できるように準備しておくこと
【事後学習】2時間
ディスカッションを通して自分の考えをまとめ、レポートを作成し、提出できるようにしておく。 |
第9回 | 「いじめ」を撲滅するために
⑴仮説を立てる:なぜいじめはなくならないのか | グループを構成し、いじめはなぜなくならないのかディスカッションし、仮説を立てる。あらかじめ用意された調査研究項目について担当者を決める。
【事前学習】2時間
古今東西で、いじめがなぜなくならないのか自分の考えをまとめておき、グループディスカッションで意見が言えるようにしておく。
【事後学習】4時間
自分の担当項目について文献やネットなどから情報収集・整理し、レポートにまとめ、発表できるようにしておく。 |
第10回 | 「いじめ」を撲滅するために
⑵多面的・多角的な考察:項目ごとのグループにおける調査研究と結果の共有 | 同じ項目を担当した者同士でグループを作り、調査研究した内容を発表し合う。また共通理解できた部分等をプレゼンするための内容と方法を考える。
【事前学習】
自分の担当項目についてまとめ、データを示しながら発表できるようにしておくこと。
【事後学習>
互いに連絡を取り合い、担当項目についてプレゼンする準備を行う。 |
第11回 | 「いじめ」を撲滅するために
⑶プレゼンテーション:各項目グループごとのプレゼンと総合評価 | 項目ごとのグループが調査研究のまとめをICT機器を使ってプレゼンする。その際参考文献等を明示する。各グループの発表について相互評価を行う。
【事前学習】2時間
グループ内で連絡を取り合い、プレゼンの準備を終わらせておく。
【事後学習】2時間
授業の内容を復習し、説明できるようにしておく。
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第12回 | 「いじめ」を撲滅するために
⑷仮説の検証とまとめ | 元のグループに戻り、各自が仮説についてそれぞれの項目の専門家の立場から検証し、グループとしての結論をレポートにまとめる。
【事前学習】2時間
仮説を自分が調べた項目の立場から検証し、自分の意見を述べることができるようにしておくこと。
【事後学習】2時間
グループで一つにまとめたレポートを提出できるようにしておく。自己評価表を完成させておく。
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第13回 | キャリア教育と進路指導
| 中教審答申(平成28年12月21日)をもとに、進路指導の現状や課題を明らかにしながらキャリア教育の視点から進路指導の在り方を考える。
【事前学習】2時間
答申を検索し、その内容を理解しておくこと。
【事後学習】2時間
ホームルームの時間に生徒に講話する場面を想定して、内容を考えておく。 |
第14回 | 進路相談への対応 | 進路や生き方などの悩みの相談に教師としてどのように対応するかシミュレーションする。各自の講話の相互評価を行う。
【事前学習】2時間
自分の講話内容を発表原稿にまとめておくこと。
【事後学習】2時間
一人一人の講話内容を振り返り、参考にする。
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第15回 | まとめと自己評価 | 生徒指導の授業全体を振り返るとともに、自己評価を行う
【事前学習】2時間
授業全体を振り返り、学んだことを発表できるようにしておくこと。
【事後学習】2時間
授業全体を復習する。
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