回 | 項目 | 内容 |
第1回 | オリエント世界と東アジア世界の形成【前8世紀~前4世紀】 | アケメネス朝ペルシアからアレクサンドロス大王の帝国までのオリエント世界、春秋戦国時代の東アジアについて学びます。
【事前学習】2時間
高等学校の世界史の教科書などを使い、古代オリエント、古代ギリシア、ヘレニズム時代、中国の初期王朝(殷・周)、春秋・戦国時代を復習しておくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第2回 | 古代帝国の形成【前3世紀~前1世紀】 | 共和政ローマによる地中海帝国の形成過程と秦漢王朝による中華帝国の形成について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「秦漢帝国」の前半、および「ローマの発展と帝国形成」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第3回 | 古代帝国の変容と発展【1世紀~2世紀】 | 帝政ローマによる地中海世界の支配と後漢による東アジア世界の支配を学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「秦漢帝国」の後半、および「ローマ帝国の繁栄とキリスト教」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第4回 | 古代帝国の分裂と衰退【3世紀~5世紀】 | 地中海世界における軍人皇帝時代とゲルマン人の移動と東アジア世界における三国時代と五胡十六国について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「分裂と融合の時代」、および「ローマ帝国の衰退」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第5回 | 古代における世界帝国とその周辺 | 地中海世界と東アジア世界の世界帝国に従属していた諸地域について学びます。
【事前学習】2時間
第4回までの講義の内容を復習して、重要なポイントをまとめておくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと |
第6回 | イスラームの誕生と中華帝国の拡大【6世紀~7世紀】 | 東ローマ帝国とササン朝ペルシアの対立、イスラームの誕生とウマイヤ朝の成立、隋唐帝国の成立について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「隋唐帝国と東アジア」の前半、「イスラーム教の誕生とカリフ政権」の前半、および「古代から中世へ」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第7回 | イスラーム帝国と2つのキリスト教国【8世紀~9世紀】 | アッバース朝の成立、「西ローマ帝国」の復活、唐の衰退について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「隋唐帝国と東アジア」の後半、「イスラーム教の誕生とカリフ政権」の後半、および「カール大帝とヨーロッパ」の前半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第8回 | 帝国における最高権威の変容と分裂【10世紀~11世紀】 | ヨーロッパ世界における叙任権闘争、イスラーム世界におけるアッバース朝の衰退、東アジア世界における宋と北方諸民族について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「宋と周辺諸国」の前半、「政治と文化の多元性」の前半、および「カール大帝とヨーロッパ」の後半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第9回 | 挟撃されたイスラーム世界【12世紀~13世紀】 | 十字軍によるキリスト教世界の拡大とモンゴルによる世界帝国の形成について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「宋と周辺諸国」の後半と「モンゴル帝国」、「政治と文化の多元性」の後半、および「教皇権の確立と十字軍」と「ヨーロッパの膨張と成熟」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第10回 | ポスト・モンゴルとキリスト教世界の形成【14世紀】 | 朱元璋による明帝国の建国、ティムールによる帝国の復興、ヨーロッパ世界におけるローマ教皇の弱体化について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「宋と周辺諸国」の後半と「モンゴル帝国」、「政治と文化の多元性」の後半、および「教皇権の確立と十字軍」と「ヨーロッパの膨張と成熟」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第11回 | 皇帝権力と中央集権化【15世紀】 | 永楽帝による明帝国の拡大、メフメト2世によるオスマン帝国の拡大、英・独・仏の国家形成について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「明代の朝貢世界」の後半、「オスマン朝」の前半および「ヨーロッパの危機と再生」の後半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第12回 | 中世における世界帝国とその周辺 | 地中海世界、東アジア世界、イスラーム世界の世界帝国に従属していた諸地域について学びます。
【事前学習】2時間
第11回までの講義の内容を復習して、重要なポイントをまとめておくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第13回 | 3つの世界の接触【16世紀前半】 | ヨーロッパ世界における大航海時代と宗教改革、イスラーム世界におけるオスマン帝国の台頭、東アジア世界における北虜南倭について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「大交易時代の東アジア・東南アジア」の前半、「オスマン朝」の後半と「サファヴィー朝とムガル朝」の前半、「近世のはじまり」および「宗教改革」の前半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第14回 | 中央集権化と地域の抵抗【16世紀後半】 | ヨーロッパ世界におけるスペインの盛衰、イスラーム世界におけるサファヴィー朝の台頭、東アジア世界における明帝国の衰退について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「大交易時代の東アジア・東南アジア」の後半、「オスマン朝」の後半と「サファヴィー朝とムガル朝」の後半、「宗教改革」の後半および「主権国家体制」の前半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第15回 | 3つの世界における再編成【17世紀前半】 | ヨーロッパ世界における三十年戦争の勃発と終結、イスラーム世界における三王朝の棲み分け、東アジア世界における王朝交代について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「大交易時代の東アジア・東南アジア」の後半、および「主権国家体制」の後半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
試験の解説をもとに試験の復習をしておくこと。 |
第16回 | ヨーロッパ世界の勢力均衡と東アジア世界の一体化【17世紀後半】 | ルイ14世の外交政策、オスマン帝国の弱体化、康熙帝による東アジア世界の統治について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「清朝支配の拡大」の前半、および「オランダの覇権から英・仏の抗争へ」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第17回 | 中華帝国の拡大とヨーロッパ世界の再編【18世紀前半】 | 康熙帝から雍正帝の外交と内政、ヨーロッパ世界におけるロシアとプロイセンの台頭、サファヴィー朝の滅亡について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「清朝支配の拡大」の中盤、および「北欧・東欧の動向」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第18回 | 近世における世界帝国とその周辺 | 地中海世界、東アジア世界、イスラーム世界の世界帝国に従属していた諸地域について学びます。
【事前学習】2時間
第17回までの講義の内容を復習して、重要なポイントをまとめておくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと |
第19回 | 華夷秩序の完成と大西洋革命の勃発【18世紀後半】 | 乾隆帝のもとでの清朝の最盛期、アメリカ独立戦争およびフランス革命の勃発、オスマン帝国におけるセリム3世の諸改革について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「清朝支配の拡大」の後半、「アメリカ革命」、および「フランス革命とナポレオン」の前半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第20回 | 国民国家理念の拡大と非西欧世界の弱体化【19世紀前半】 | ナポレオン戦争からウィーン体制期における国民国家理念の発展、オスマン帝国におけるマフムト2世の諸改革、アヘン戦争と清朝の弱体化について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「東アジアの動揺」の前半、「西アジアの動揺」の前半、「フランス革命とナポレオン」の後半、および「反動と改革」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第21回 | 国民国家の建設と非西欧地域の西欧化【19世紀半ば】 | ヨーロッパ世界における1848年革命と国民国家建設の試み、清朝における太平天国とアロー戦争、オスマン帝国におけるギュルハネ勅令とミドハト憲法について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「東アジアの動揺」の後半、「西アジアの動揺」の後半、「1848年革命」、および「クリミア戦争とヨーロッパの再編」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第22回 | ヨーロッパ世界の平和と中華帝国の滅亡【19世紀後半~1914年】 | ヨーロッパ世界における帝国主義と社会主義、オスマン帝国におけるアブドゥルハミト2世とサロニカ革命、辛亥革命と清朝の滅亡について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「アジアの民族運動」、および「帝国主義と列強」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第23回 | 総力戦と世界の再編【1914年~1918年】 | ヨーロッパ世界における第一次世界大戦とロシア革命、オスマン帝国の滅亡とトルコ共和国の成立、東アジア世界における中華民国と大日本帝国の関係について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「第一次世界大戦とロシア革命」、および「アジアの動向」の前半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第24回 | 近代における西欧列強とその周辺 | 西欧列強に従属していた諸地域や植民地について学びます。
【事前学習】2時間
第23回までの講義の内容を復習して、重要なポイントをまとめておくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第25回 | 平和機構の設立と戦争の脅威【1919年~1939年】 | 国際連盟の設立と軍縮会議、ソ連邦の誕生とファシズム勢力の台頭について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「ヴェルサイユ体制と欧米諸国」、「世界恐慌とファシズム」、および「アジアの動向」の後半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第26回 | 2つの世界の戦争の接続【1939年~1945年】 | 東アジア世界におけるアジア太平洋戦線とヨーロッパ世界におけるヨーロッパ戦線について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「世界恐慌とファシズム」の後半、および「第二次世界大戦」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第27回 | ヨーロッパ世界の冷戦と非ヨーロッパ地域の熱戦【1945年~1960年代】 | 東西ドイツの分裂と朝鮮戦争の勃発、雪解けとキューバ危機について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「東西対立の始まり」、「アジアにおける冷戦と中東での展開」、および「第三世界自立の模索と社会主義圏の動揺」の前半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第28回 | 冷戦構造の変容と世界の多極化【1960年代~1989年】 | 中ソ対立とECの成立、ベトナム戦争と西ドイツの東方外交、イラン革命と石油危機、デタントと新冷戦について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「第三世界自立の模索と社会主義圏の動揺」の後半、「超大国の動揺と第三世界の動向」および「新冷戦と冷戦の終結」の前半を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第29回 | 冷戦の終結とポスト冷戦の諸問題【1989年以降】 | 東欧革命と天安門事件、ソ連の解体とEUの成立、超大国アメリカとイスラーム過激派について学びます。
【事前学習】2時間
テキストの「新冷戦と冷戦の終結」の後半、「超大国アメリカの外交」、および「EUの実験とロシアの動向」を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義で配布した資料をもとに復習しておくこと。 |
第30回 | 現代における大国(超大国)とその周辺 | 大国(超大国)に従属していた諸地域や植民地について学びます。
【事前学習】2時間
第29回までの講義の内容を復習して、重要なポイントをまとめておくこと。
【事後学習】2時間
試験の解説をもとに試験の復習をしておくこと。 |