回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス なぜ、教育の思想について学ぶのか? | 人間の成長を通じて時代と未来に働きかける営み、それが教育である。あらゆる教育古典は、優れた思想家と実践家によるこれまでの流れについて学修する。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。
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第2回 | コメニウス(Comenius, J.A.)の一斉教授法について学ぶ | 一斉教授法を中心、人々の生活を「ことば」と「知識」を介して「神」に近づけるという点では「汎知主義」(Pansophism)とは、何か?人生の最高の目的、つまり、教育の究極の目的は神とひとつになって来世において永遠至高の浄福を得ることについて学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。
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第3回 | ジョン・ロック(John Locke)の紳士教育論について | 「白紙」(tabura rasa)理論を中心に彼の教育論は四つの部分(体育論・訓育論・徳育論など)について学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。
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第4回 | ルソー(Rousseau, J.J. 1712-1778)の 児童中心教育について | 自然主義、子どもの自発性、内発性、主体性を尊重するという「児童中心主義」の教育観について学ぶ。
次週の学修内容に関連する宿題を出す。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。
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第5回 | ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H)の直観主義教育について | 「直観」とは直接モノを観て教えるという実物主義の考えで、「数・形・語」を教えた。例えば、果実でその数、形体、名称や性質を教える。基礎陶冶を重視して、その上で開発主義の問答法で認識をすすめていくのであった。彼の思想が学校教育にいかなる影響を及ぼしたのかについて学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。 |
第6回 | フレーベル(Frobel, F.W.A)の幼児教育について | 幼稚園の創始者とも言われている彼の思想を中心に、「遊戯」や「遊具・玩具」、とくに「恩物」というもので様々な形や数を体得させるようした教育論について学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。 |
第7回 | ヘルバルト(Herbart, J.F)の教授学について | 科学としての教育学の確立を目指して活躍した彼の思想を中心に、学校教育の基礎を構築したともいえ四段階理論について学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。 |
第8回 | ジョン・デューイ(Dewey, John)の経験主義教育 | 児童中心、経験中心、実用主義、学校と社会等について学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。 |
第9回 | ニイル(Neill, A.S)の自由学校について | 子どもの自由な個性や人間性の発達を望み、偏見、抑圧、恐怖からの解放としてのフリースクールについて学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。 |
第10回 | マーティン・ブーバー(Martin. Buber)の対話教育論について | 「我-汝」(Ich und Du)哲学乃至「哲学的人間学」とその根底にある彼の宗教観は引きはなす事ができないものであり、また彼の教育論はそれらの実践と言いうる。他者に対する人間の関係を根本的に考究した彼の「我-汝」哲学乃至「哲学的人間学」について学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。 |
第11回 | イリイチ・イヴァン (Illich. Ivan)の脱学校論について | 脱学校論をはじめ、不登校やフリースクール等について学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。 |
第12回 | 日本の教育思想家1 | 明治期に活躍した教育家を中心に学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。 |
第13回 | 日本の教育思想家2 | 大正・昭和の時代に活躍した教育家を中心に学ぶ。
【事前学修】2時間
シラバスに示した次週の内容について講義の最後に教員が紹介する資料等に基づき、事前学習を行うこと。
【事後学修】2時間
最後に小論文形式のリアクションペーパーを書かせ、講義の内容について確認してもらう。問題や課題がある場合、次週の講義の最初に説明を行う。
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第14回 | 理解度の確認 | これまでの学修の要点のまとめ及び教員育成に関する文部科学省に施策を紹介する。
【事後学修】2時間
これまでの講義内容について総括し、確認してもらう。問題や課題がある場合、テスト前に説明を行う。 |
第15回 | 中間のまとめ | まとめとして教員採用試験の分析解題後、テストを行なう。 |