講義名 経済統計学Ⅰ ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 水5
単位数 2

担当教員
氏名
坪内 浩

学習目標(到達目標) この科目では,学生が経済データに関する知識とそれを活用するための分析能力を修得し,他の分析を評価できるようになることを目標とします。経済統計学Ⅰ(坪内)と経済統計学Ⅱ(坪内)は継続して履修することを前提とします。
授業概要(教育目的) 様々な経済データの概念,見方,使い方,特徴等について実例を交えながら解説します。また,実際のデータに対して統計分析を適用する演習を行い,その結果について考察するとともに,経済統計の課題や個別統計の留意点に関するレポートを作成してもらいます。
授業計画表
 
項目内容
第1回序論授業の概略。授業の方針。授業計画。評価の方法。注意事項。

【事前学習】2時間
シラバスを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第2回国民経済計算(1)国民経済計算の基礎概念と主な統計表の見方について検討する。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅷ1を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第3回国民経済計算(2)経済循環と国民経済計算の諸勘定について検討する。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅷ3を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第4回国際収支(1)貿易統計、国際収支統計の見方について検討する。

【事前学習】2時間
テキスト第2編XIII1を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第5回国際収支(2)輸入関数を推計してみる。

【事前学習】2時間
テキスト第2編XIII1を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第6回家計統計(1)家計調査を用いて,家計統計の基本的な見方について検討する。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅱ1を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第7回家計統計(2)「格差の程度」を図示・算出してみる。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅱ2を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第8回景気(1)景気循環と景気統計について検討する。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅹ1を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第9回景気(2)景気循環と景気統計について検討する。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅹ1を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第10回景気(3)景気統計に関する演習を行う(移動平均)。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅹ2を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第11回物価指数の理論と実際(1)物価指数の概念,算式及びその特徴について検討する。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅳ1を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第12回物価指数の理論と実際(2)物価指数に関する演習を行う(物価指数の作成)。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅳ2を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第13回労働・賃金統計(1)労働力調査など雇用・失業に関する統計について検討する。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅴ1を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第14回労働・賃金統計(2)労働・賃金統計に関する演習を行う(データベースの操作)。

【事前学習】2時間
テキスト第2編Ⅴ2を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示された演習問題やレポートに取り組むこと。
第15回まとめ本授業で習得したことをまとめ,残る疑問点について検討する。

【事前学習】2時間
学んだことを復習しておく。
授業形式 授業は,PC教室において講義,演習及び各受講者からの報告の形式で行います。資料の収録のために,USBメモリを持参してください。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 40% 0% 0% 60% 100%
評価の特記事項 各回におけるレポートを40%,その他(授業への参画度,演習及び報告など)を60%として,合計して評価を行います。
テキスト 御園謙吉・良永康平編『よくわかる統計学Ⅱ 経済統計編 第2版』ミネルヴァ書房,2011年,2600円+税.
梅田雅信・宇都宮浄人著『経済統計の活用と論点』東洋経済新報社,2009年,3200円+税.
オフィスアワー(授業相談) 授業終了時にアポイントメントを取り,指示された時間帯に本館2階講師室に来ること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 学部レベルの数学、統計学及び計量経済学の知識を前提として授業を行います。
学修に当たっては,復習が特に大切です。学んだことをその日のうちに整理して確実に理解するよう努め,演習問題やレポートに取り組んで次の授業に臨んでください。