講義名 経済統計学Ⅱ ≪大学院≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 水5
単位数 2

担当教員
氏名
坪内 浩

学習目標(到達目標) この科目では,学生が経済データに関する知識とそれを活用するための分析能力を修得し,他の分析を評価できるようになることを目標とします。経済統計学Ⅰ(坪内)を履修済みであることを前提とします。
授業概要(教育目的) 経済統計学Ⅰで得られた経済データの知識と分析能力を用いて実際の分析事例を検討します。具体的には,①各年の経済財政白書で行われた分析を検討し,②その中からピックアップした分析を最新のデータを用いて再検証し,分析結果に変化がみられるかどうかを検討するレポートを作成してもらいます。
授業計画表
 
項目内容
第1回序論授業の概略。授業の方針。授業計画。評価の方法。注意事項。

【事前学習】2時間
シラバスを読んでおくこと。
【事後学習】2時間
提示されたレポートに取り組むこと。
第2回2019年度経済財政白書輸出による設備投資への影響に関する推計などについて検討する。

【事前学習】2時間
2019年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第3回2018年度経済財政白書消費関数の推計などについて検討する。

【事前学習】2時間
2018年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第4回2017年度経済財政白書各支出品目の価格が家計消費に与える影響の推計などについて検討する。

【事前学習】2時間
2017年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第5回2016年度経済財政白書(1)住宅取得能力指数の算出方法などについて検討する。

【事前学習】2時間
2016年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第6回2016年度経済財政白書(2)住宅取得能力指数の算出方法などについて再検証する。

【事前学習】2時間
2016年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第7回2015年度経済財政白書(1)住宅着工の基調的な動きからのかいりなどについて検討する。

【事前学習】2時間
2015年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第8回2015年度経済財政白書(2)住宅着工の基調的な動きからのかいりなどについて再検証する。

【事前学習】2時間
2015年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第9回2014年度経済財政白書(1)輸入関数の推計などについて検討する。

【事前学習】2時間
2014年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第10回2014年度経済財政白書(2)輸入関数の推計などについて再検証する。

【事前学習】2時間
2014年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第11回2013年度経済財政白書(1)雇用調整速度の推計などについて検討する。

【事前学習】2時間
2013年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第12回2013年度経済財政白書(2)雇用調整速度の推計などについて再検証する。

【事前学習】2時間
2013年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第13回2012年度経済財政白書(1)均衡経常収支の推計などについて検討する。

【事前学習】2時間
2012年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第14回2012年度経済財政白書(2)均衡経常収支の推計などについて再検証する。

【事前学習】2時間
2012年度経済財政白書を読むこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習した上で,提示されたレポートに取り組むこと。
第15回まとめ本授業で習得したことをまとめ,残る疑問点について検討する。

【事前学習】2時間
学んだことを復習しておく。
授業形式 授業は,PC教室において,輪読による演習及び各受講者からの報告の形式で進め,必要に応じて教員による解説を行います。資料の収録のために,USBメモリを持参してください。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 60% 0% 0% 40% 100%
評価の特記事項 各回におけるレポートを60%,その他(授業への参画度,演習及び報告など)を40%として,合計して評価を行います。
テキスト 各年の経済財政白書(特に付注)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/whitepaper.html#keizai
参考文献 山本勲著『実証分析のための計量経済学』中央経済社,2015年,2600円+税.
羽森茂之著『ベーシック計量経済学』中央経済社,2009年,2800円+税.
オフィスアワー(授業相談) 授業終了時にアポイントメントを取り,指示された時間帯に本館2階講師室に来ること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 学部レベルの数学、統計学及び計量経済学の知識を前提として授業を行います。
学修に当たっては,上記のテキスト及び(必要に応じて)参考文献をを予習して能動的に輪読に参加し,レポートに取り組んで次の授業に臨んでください。