講義名 労働経済論Ⅰ ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 金3
単位数 2

担当教員
氏名
安藤 至大

学習目標(到達目標) この講義では,大学院初級レベルの労働経済学について学びます。担当教員が開講する労働経済論IIと連続して受講することで,以下の能力を身に付けることを目指します。
1, 労働経済学分野の主要な学術論文の位置づけを把握できるようになる。
2, この分野の主要な研究結果とその背後にある理屈を自分の言葉で説明できるようになる。
3, 自分の研究プランを少なくとも一つは提示し,論文執筆に必要な調査内容を取りまとめることができる。
授業概要(教育目的) この講義では,大学院初級レベルの労働経済学について学習します。学生に教科書の担当部分を割り当てて,報告をしてもらうことを通じて,学術論文の読み方と説明の仕方を身につけてもらいます。
授業計画表
 
項目内容
第1回イントロダクション講義の内容,講義の形式,評価方法,履修上の注意点について説明します。

【事前学習】2時間
学部レベルの労働経済学を復習すること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第2回労働経済学とは教科書の第1章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第1章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第3回労働供給教科書の第2章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第2章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第4回労働供給モデルの応用教科書の第3章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第3章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第5回労働需要教科書の第4章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第4章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第6回労働市場の均衡教科書の第5章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第5章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第7回補償賃金格差教科書の第6章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第6章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第8回教育と労働市場教科書の第7章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第7章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第9回技能形成と外部・内部労働市場教科書の第8章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第8章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第10回労働市場における男女差教科書の第9章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第9章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第11回これからの日本社会と労働経済学教科書の第10章の内容を確認します。

【事前学習】2時間
教科書の第10章を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第12回労働市場規制1:最低賃金最低賃金について学びます。

【事前学習】2時間
事前に指定された資料を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第13回労働市場規制2:外国人労働者外国人労働者の働き方と日本経済に与える影響について考えます。

事前に指定された資料を読んでくること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。
第14回研究計画の作成これまでの講義内容と受講者の問題意識を前提として,研究計画をたてます。

【事前学習】2時間
論文テーマとしてどのような研究分野を扱いたいのかを説明できるように準備すること。

【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,論文テーマと先行研究の関係を確認しておくこと。
第15回研究計画の検討前週に検討した研究テーマについて,コメントを反映させた改訂版を作成する。

【事前学習】2時間
研究計画を作成して持参すること。

【事後学習】2時間
研究計画を参考に,今後学習する必要がある内容や習得する必要がある手法について整理すること。
授業形式 毎回,教科書の該当部分を事前に読んでいることを前提として,教員または学生による概略の説明と学生による理解の確認を行います。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 50% 0% 50% 0% 100%
評価の特記事項 少なくとも一回のプレゼンテーションを担当して十分な解説を行うこと(50%)と講義に参加し討議に参加すること(50%)で評価します。
テキスト 川口大司(2017)『労働経済学 理論と実証をつなぐ』有斐閣
参考文献 特になし
オフィスアワー(授業相談) オフィスアワーについては初回に連絡します。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 特になし