講義名 特殊講義Ⅰ(会計実務) ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 金6
単位数 2

担当教員
氏名
川崎 定昭

学習目標(到達目標) 1. ビジネスの諸活動における会計に関する知識と技術を合理的に活用する能力を養える。
2. 会計ビッグバーン・会計基準の国際的統合活動により, 日本の会計実務はどのように変貌したか, 企業経営にいかなる影響を及ぼしたか, 理解し, 説明することができる。
授業概要(教育目的) 1. ビジネスにおける会計の現状について理解させ, 実務に対応した会計に関する知識と技術を習得させる。
2. 変貌した会計制度や会計基準を形式的に学習させるのではなく, 従来の会計実務における問題点を分析, 理解させ, 新たな会計基準が現在の会計問題をどのように解決するのかを考察させる。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス講義の進め方
成績評価の方法ついての説明を行う。
第2回現行の企業会計制度 その1会計ビッグバン(新会計基準), 会計の国際化について学習する。
『事前学習』テキスト第1章, 第5章, 18章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)
第3回現行の企業会計制度 その2会計ビッグバン(新会計基準), 会計の国際化について学習する。
『事前学習』テキスト第1章, 第5章, 18章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)
第4回概念フレームワーク その1 討議資料「概念フレームワーク」について学習する。
『事前学習』テキスト第2章~4章, 討議資料「概念フレームワーク」を予め読んでおくこと。(2時間)
『事後学習』テキストと講義ノートにて確認すること。(2時間)
第5回概念フレームワーク その2討議資料「概念フレームワーク」について学習する。
『事前学習』テキスト第2章~4章, 討議資料「概念フレームワーク」を予め読んでおくこと。(2時間)
『事後学習』テキストと講義ノートにて確認すること。(2時間)
第6回会計論文解読・受託責任会計と投資意思決定会計
・IASB新概念フレームワークにおける姿勢の変化
『事前学習』第5回講義において渡した上記論文を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)』
第7回有価証券の時価会計有価証券の期末評価基準について学習する。
『準備学習』テキスト第7章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)
第8回棚卸資産と固定資産の期末評価原価会計における簿価の引き下げについて学習する。
『準備学習』テキスト第11章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)
第9回退職給付の会計退職給付の会計処理について学習する。
『準備学習』テキスト第12章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)
第10回純資産の部の構成項目純資産の部の構成項目について学習する。
『準備学習』テキスト第13章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)
第11回税金費用と税効果会計税効果会計について学習する。
『準備学習』テキスト第15章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)


第12回キャッシュ・フロー計算書キャッシュ・フロー計算書について学習する。
『準備学習』テキスト第6章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキャッシュ・フロー計算書の事例問題が説明できるようにしておくこと。(2時間)
第13回連結財務諸表 その1連結財務諸表の基礎知識および連結会計主体論について学習する。
『準備学習』テキスト第17章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)
第14回連結財務諸表 その2
連結財務諸表の見方
有価証券報告書を使い, 実際の連結財務諸表を見てみよう。
『準備学習』テキスト第5章を予め読んで, 考察しておくこと。(2時間)
『事後学習』授業内容をよく復習し, 授業中に出てきたキーワードを説明できるようにしておくこと。(2時間)
第15回確認試験と解説授業を通して学んだことの確認試験 (60分)および解説(30分)を行う。
授業形式 基本的に講義形式で授業を進めるが、テキストの問題、課題について意見を求めることもある。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 0% 30% 70% 0% 100%
評価の特記事項 講義における積極的な参加の姿勢を中心に評価を行う。
テキスト 桜井久勝著『財務会計の重要論点』税務経理協会, 2,800円(税抜).
参考文献 論点ごとに必要な文献等を指示する。
オフィスアワー(授業相談) 授業時に指示する。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 1. 計算問題を含めた講義を行うため、電卓必携(12桁のもの)。
2. 会計実務の現場で問題となっている事例を講義に加えることで、臨場感を持たせたいと思います。
3. 今後の我が国の会計の方向性に興味のある方は、是非気楽に受講してください。