令和4年度 大学院要覧

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学びの流れ

研究課題を見出し,探究することの面白さを知る
専門分野の研究者を目指す人も,高度専門職業人を目指す人も。
探究意欲に全力で応える,深く,広く,そして手厚い指導体制を整えています。

[博士前期課程]

標準修業年限2年(在学4年まで)
1年次 論文テーマの決定
多様な講義科目からより多角的な視点で,研究テーマをとらえられるように知識を深め,論文テーマを決定します。

2年次 論文作成を中心に
演習の授業で学びながら,論文作成に取り組みます。
出願時

コースの選択

出願時に研究計画書と研究指導教員の希望を提出。口述試問を経て, コース(「経済」「金融」「公共経済」「経営」「会計」「税法」から選択)と指導教員を決定します。
step1

履修科目の設定

入学後,選択必修科目と専門科目を選択し,自身の学びに合ったプログラムを設定。コース以外の科目からも選択できます。選択必修科目は14単位の修得が必要です。
出願時・step1のサポート
希望通りの学びを選択するために
自身が作成した研究計画書に基づく最適な選択ができるよう,教員や教務スタッフが 個別面談に応じサポートします。

※ 税理士資格の取得希望者には,専門性に特化した科目が履修可能です。制度の変化にもすばやく対応しています。

step2

修士論文テーマ決定

興味・関心の高い分野にとどまらず多角的な視点から様々な文献・論文を検証し,担当教員の指導のもとテーマを決定します。2月頃が一般的です。
step3

中間発表の要旨づくり

ここまでの研究をもとに,修士論文の骨格を考えます。研究を具体化しながら担当教員の指導を受け,方向性を固めていきます。
step4

修士論文中間発表

9月中旬には博士前期課程修了予定者を対象とした中間発表会を実施。質疑応答などを通じて自身の研究をさらに深めていきます。
step2~step4のサポート
論文テーマを絞り込むために
担当教員をはじめとした複数の教員の意見を基にテーマの可能性を広げます。研究テーマの近い院生同士による自主勉強会も実施され,ディスカッションなどを通じて,テーマにおける論点を多角的な視点で取り込み,整理することができます。
step5

修士論文執筆

11月中旬に「修士論文テーマ届」を提出。積み上げてきた研究成果をまとめていきます。
step6

修士論文提出

2年間の研究成果として40,000字以上の修士論文を提出します。提出された論文の審査と共に最終口述試問が行われ,合格した者に「修士(経済学)」の学位が授与されます。
step5・step6のサポート
論文を仕上げるために
論文の仕上げ段階では,担当教員がマンツーマンで対応。提出後の口述試問も含めて徹底的に指導します。また修了後の進路についても相談を受けます。
修士号取得

[博士後期課程]

標準修業年限3年(在学6年まで)
step7

博士論文執筆

博士後期課程では,自主的に研究を行い論文を執筆する中で,基本的に週1回,研究指導教員による指導が繰り返されます。これにより研究を深化させていきます。
step7の個人サポート
コピー費用などの日常的な研究費の補助だけでなく,海外での研究発表など,研究者としての活動に対する支援を行います。
step8

博士論文提出

「博士(経済学)」の学位は,本研究科に所定の年限在学し,専攻科目について30単位以上を修得し,博士論文の審査および最終試験に合格した者に授与されます。
step8の個人サポート
論文のチェックはもちろん,今後研究者として進んでいく上で必要となる技能の習得をサポートします。
博士号取得
入学から修了まで,研究に集中できる多様な支援体制・環境を整え, 一人ひとりを力強くバックアップします。

最先端に触れる機会

各分野に精通した豊富な教授陣はいずれも第一線で活躍する人材ばかり。また海外をはじめ各種学会へも積極的に参加可能。日々進化する学問の「今」に触れられます。

見識を広げられる環境

専門コース以外のコースからも科目選択が可能。また各界著名人を招いた講演会や,社会人や留学生など異なる立場の学生との交流など,自然と関心が広がる刺激的な環境です。

高度な学術資料が充実

図書館には約41万冊の蔵書と経済・社会関係の雑誌約6,000タイトルを所蔵。約60 種類のオンラインデータベースや電子ジャーナルも利用でき,資料・情報収集を行う上 で恵まれた環境が整っています。

研究に便利な立地環境

水道橋駅2分,神保町駅5分という交通の利便性だけでなく,国会図書館や神保町の古書店街や官公庁街にも近接。さらに は,大手町などビジネスの中心地に近く研究・調査に最適なロケーションです。

社会人も通いやすい

本研究科には社会人学生も多数在籍。現役のビジネスパーソンも通いやすい立地であることに加え,昼夜および土曜日の開講を通じて様々な探究意欲を柔軟にサポートします。

奨学金,研究補助金

研究に集中する環境を整えるための様々なサポートを用意。図書費をはじめとした各種研究支援,海外や学会への参加旅費,また学部の授業補助業務などで金銭的にバックアップします。