令和4年度 学部要覧

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科目の履修と手続き

科目の説明と履修上の基本原則

科目の説明


授業科目の分類

授業科目は,次の表のとおり分類されています。
全学共通教育科目

●自主創造の基礎

総合教育科目

国際コース科目

●国際コース用の英語による講義

研究科目

●教養研究

留学生科目

●留学生用の特別科目

外国語科目

英語科目

●英語(基礎英語 キャリア形式英語 アカデミック英語 資格試験英語)

留学生用外国語科目

●日本語(留学生用)

第二外国語科目

●ドイツ語 フランス語 中国語 スペイン語 英語(留学生用)

保健体育科目

講義

●健康・スポーツの基礎

実技

●スポーツA スポーツB

専門教育科目

学科別専門科目

●導入科目 基幹科目 展開科目

学科共通専門科目

●プログラムに属さない科目

学部共通専門科目

●経済学科・産業経営学科・金融公共経済学科に共通する科目

他学科専門科目

●所属する学科に属さない30単位を上限に卒業要件に算入する科目

研究科目

●専門研究

教職課程科目

教職に関する科目

●教職に関する専門的な科目

教科に関する科目

●取得する教科の領域に関する科目


科目の性格

上の授業科目を「選択の自由度」という点から分類すると,次の3種類になります。

必修科目

卒業までに必ず修得しなければならない科目

選択必修科目

定められた科目の中から一定数を選択し,必ず修得しなければならない科目

選択科目

自由に選択し,修得できる科目


学年別の最高履修単位数

各学年次で履修できる最高単位数

第1年次 42単位
第2年次 40単位
第3年次 40単位
第4年次 40単位

① 上記の2年次以降の最高単位数には「再履修科目」の単位数も含まれることに注意してください。再履修科目とは,前年の成績評価で単位を認定されなかった科目の中で次年度以降に再度履修する科目のことです。
ただし,必修科目,第二外国語科目及び「健康・スポーツの基礎」の再履修については,前年度に履修し,単位を修得できなかった場合に限り,8単位を上限に最高単位数に加算を認めます。

② 教員免許状の取得を考えている学生は,教職課程科目の修得が必要になります。
教職課程科目の単位は,上記の最高単位数には含まれません。

③ 相互履修や海外留学(派遣交換留学等)により修得した単位数は,各学年次で履修できる最高単位数に含まれます。※ただし,サマープログラム,短期海外研修は最高単位数に加算します。

④ 編入学者・転部者(学部間)の3年次入学者については,第3年次の最高履修単位数を50単位とします。

科目履修の登録

授業を受けるためには,年度始めに履修登録手続を行い,履修する科目を大学に登録する必要があります。所定の期日までに手続きを怠った場合は,その年度の授業は受講できません。

科目履修登録手続

科目履修登録は,次の手続きを経て完了します。
1 資料の説明

ガイダンス時に,『時間割表』「シラバス」等の説明をします。

2 履修計画

『時間割表』,「シラバス」を基に履修計画を立てます。
2年次以降は,前年度の単位修得状況にも注意を払います。

3 科目履修登録手続

履修登録確認画面により,届け出た科目が正しく登録されているか確認してください。

4 登録科目の確認

指定された期間内に手続きします。

5 登録科目の訂正

科目が正しく登録されていない場合には,定められた期間内に登録を訂正してください。

6 登録完了


科目履修登録の留意点

① 履修登録は,定められた期間内に手続きをしてください。病気などやむを得ない事由で所定の期間内に手続きができない場合は,その事由を証明する書類を教務課窓口に提出し,指示を受けてください。

② 手続期間終了後の科目の追加や変更はできません。

③ 既に単位を修得した科目を再度履修することはできません。

④ 同一の科目を複数履修することはできません(「○○特殊講義」,「総合講座」の一部を除く)。

⑤ 登録されていない科目を受験しても単位は認定されません。

⑥ 履修登録に誤りがあった場合,その訂正は指定された期間内に行ってください。訂正の期日が過ぎた場合には,誤って登録した科目は訂正できません。

⑦ 一部科目は抽選により履修者を決定します。履修を希望する科目を当該年度に履修できるとは限りませんので,計画的に履修するようにしてください。

履修中止制度

履修中止制度は,定められた期間内に申し出ることで履修登録を完了した科目の中止ができる制度です。実際に授業を受けた結果,自分が勉強したい内容とは異なる場合や授業についていけるだけの知識が不足していた場合など,以後の授業を受ける理由に乏しいことがその理由になります。
履修中止手続きをせずに,授業へ出席することを止めたり,授業期間試験を受験しない等で成績評価を受けない科目が生じた結果,GPAの算出に際し不利益となる場合があります。
手続きの詳細については,年度始めに配付するガイダンス資料及びEcoLinkのお知らせを参照してください。

履修中止手続の留意点

① 履修を中止した科目は,いかなる理由があっても履修中止の申請を取り消して,年度中に履修を復活させることはできません。

② 履修を中止した科目分の単位を他の科目で追加して履修登録することはできません。

必修科目及び一部の選択必修科目は,履修中止の対象科目とはなりません。

④ 履修を中止した科目を次年度以降に再度履修登録することは可能です。

⑤ 卒業要件に影響しますので,履修を中止しないですむようシラバスをよく確認し,十分な学習計画を立てた上で科目履修の登録手続きをしてください。

成績評価

成績評価

学業成績の判定は,S・A・B・C及びDの5種をもって表し,S・A・B・Cを合格とし,Dを不合格とします。合格した授業科目については,所定の単位数が与えられます。
また,修得単位として認定された科目はN(認定)と表し所定の単位数が与えられます。授業等を受けなかった科目はE(評価不能)と表し,履修中止手続きをした科目はP(履修中止)と表します。
これらを係数化して表したものが後述するGPAによる評価となります。

成績評価基準
  • ※ 「成績表」には,合否に関係なく当該年度に履修した科目のすべての評価が表示されますが,成績証明書には,合格した授業科目の成績(S,A,B,C)及び認定科目(N)のみを表示します。
  • ※ 成績通知書については,EcoLinkで確認できます。詳細については,別途教務課より連絡をいたします。

GPA制度について

①GPAとは
GPAは,授業ごとの成績評価を既述の判定基準に従い評価し,各成績評価段階に係数(Grade Point)を付与して,1単位当たりの平均値(Grade Point Average)を算出する成績評価方法です。
GPAにより,自分の学習の実績を把握することができます。またGPAは奨学生の選抜,派遣交換留学生の決定などの判定材料にもなります。科目履修に当たっては綿密な学習計画を立てる必要があります。

②GPA計算式
(4×Sの修得単位数) + (3×Aの修得単位数) + (2×Bの修得単位数) + (1×Cの修得単位数)
総履修単位数(S+A+B+C+D+E)
  • ※分母にはP(履修中止科目),N(認定科目)は含まず,GPAには算入しません。

(1) GPAは,小数点以下第3位を四捨五入し,小数点以下第2位まで表示します。

(2) GPA算出の対象科目に教職課程科目は含みません。

(3) D(不合格科目)・E(評価不能科目)を次年度以降再履修した場合,累積のGPA算出の際には最後の履修による成績及び単位数のみを算入します。以前の成績及び単位数は算入しません。

(4)「成績表」のGPAは,年度ごとの数値及び在籍期間中累積の平均値が記載されます。

(5) 成績証明書のGPAは,在籍期間中累積の平均値が記載されます。

(例)
科 目 名 単位数 評価
自主創造の基礎 2 A
社会学A 2 E (d)
心理学B 2 S
生物学A 2 D (d)
日本国憲法 2 P (b)
海外特研A 2 N (c)
英語リーディング・ライティング 2 S
英語コミュニケーション 2 A
TOEICワークショップA 2 A
基礎統計Ⅰ 2 B
基礎統計Ⅱ 2 C
日本語表記 2 A
入門中国語 2 C
基礎中国語 2 B
健康・スポーツの基礎 2 A
基礎ミクロ経済学 4 A
基礎マクロ経済学 4 S
経済史A 2 A
経済史B 2 B
現代教職論 2 A (a)
発達と学習 2 A

③GPA計算方法

(a) 教職課程科目である「現代教職論」,「発達と学習」はGPAの算出対象科目とはなりません。

(b) 履修中止の手続きをした科目である「日本国憲法」はGPAの算出対象科目とはなりません。

(c) 認定科目である「海外特研A」はGPAの算出対象科目とはなりません。

(d) 不合格科目である「生物学A」,未受験科目である「社会学A」はGPAの算出対象科目となります。

GPA算出対象科目の評価がSの科目が3科目8単位,Aが7科目16単位,Bが3科目6単位,Cが2科目4単位,Dが1科目2単位,Eが1科目2単位なので,総履修単位数は38単位になります。従って,GPA係数は次のようになります。
(4×8) (3×16) (2×6) (1×4) 96 2.53
8+16+6+4+2+2 38
GPA

その他毎日の授業についての事項

休講・補講

① やむを得ない事由で授業が休講となるときは,休講情報をEcoLinkでお知らせします。また,授業開始時刻から30分以上経過しても教職員からの連絡なく授業が開始されない場合もEcoLinkでお知らせします。

② 休講となった授業は,原則として,平日の第6時限,土曜日の第3時限に補講を行います。詳しくは,EcoLinkまたは掲示でお知らせします。


授業の欠席について

本学部では,下記理由によるものを除き,様式の定まった欠席届はありません。病気や忌引等で授業を欠席したときは,次回の授業時に直接担当教員に伝えてください。ただし,下記の理由によるものも含めて,欠席の取扱いは,担当教員の判断に任されています。 なお,入院等により,長期にわたり欠席することが事前にわかっている場合は,前もって教務課に相談してください。
また,インフルエンザ等感染症による欠席の場合は,保健室に相談してください。


● 次の理由による場合は,「授業欠席届」(本学部所定用紙)を担当教員に提出してください。

種類 所管課 欠席理由
教育実習用 教務課

教育実習のための欠席

介護等体験用 教務課

介護等体験のための欠席

就職活動用 就職指導課

就職活動(説明会・セミナーへの参加,面接,筆記試験など)のため,やむを得ず授業を欠席 ※4年次生のみ


自然災害や事故等による授業措置

台風や大雪など自然災害及び事故などにより,次のいずれかの交通機関が運休した場合,以下のとおり授業を休講することがあります。なお決定次第,経済学部ホームページ,EcoLink,テレフォンサービス〔03-3219-3370〕,掲示及び校内放送にてお知らせしますので,確認してください。
・JR総武線(千葉以西),中央線(東京ー高尾間),山手線
運休時刻 授業の取り扱い(※)

当日午前6時の時点で運休

1・2時限目の授業を休講

当日午前10時の時点で運休

3時限以降

※「授業の取扱い」は,上記運休状況を含め,天候等の状況も鑑み決定する。

日本大学経済学部ホームページ  https://www.eco.nihon-u.ac.jp/