令和4年度 学部要覧

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科目の履修と手続き

学科・コースにおける履修の仕方
<金融公共経済学科>

卒業の要件

本学部の教育課程は「単位制」を採用しています。科目には所定の単位があり,単位は,授業期間試験,平常の学習成果,授業への参画度などを総合して,担当教員が合格と判定した場合に与えられます。
本学部に4か年以上修業し,「全学共通教育科目,総合教育科目,外国語科目,保健体育科目,専門教育科目からなる各領域の必修科目,選択必修科目,選択科目について定められた単位数」(構成要件)を満たし,合計で124単位以上を修得した者に「学士(経済学)」の学位が授与されます。
卒業の時期は,3月末又は9月末です。
卒業に必要な単位数とその構成要件に関する規定は厳格に適用されます。1単位でも不足があれば卒業はできません。さらに,合計で124単位以上の単位を修得しても,構成要件を満たさなければ卒業できません。

全学共通教育科目
「自主創造の基礎」は1年生全員が履修し大学での学びの基礎を修得します。修得した単位は自由な選択科目に配分されます。
総合教育科目
卒業に必要な総合教育科目の単位数 20単位
留学生は,20単位のうち6単位を「留学生科目」の人文科学教養,
社会科学教養,自然科学教養の3分野からそれぞれ2単位以上修得すること
本学部は,基礎教養や一般常識の修養を重視しています。総合教育科目から得ることができる基礎的な知識や幅広い見地は,将来はもとより,在学中に専門科目を学ぶうえで大きな助けになります。そしてなによりも,様々な学問体系に触れ多様な価値観を知ることは,視野を広げ,多元的な思考能力を養い,柔軟な発想を生むためにも有効です。本学部では,こうした考え方から,総合教育科目を充実させ,知的なバランスのとれた人材を育成したいと願っています。総合教育科目の研究科目は各分野をテーマとしたゼミナールです。

① 卒業に必要な単位数20単位を超えた科目は自由な選択科目に配分されます。

② ゼミナールとして,総合教育科目の「教養研究(一)」または専門教育科目の「専門研究(一)」を履修してください。選択必修科目となります。「教養研究(一)」で修得した単位は総合教育科目,「専門研究(一)」で修得した単位は専門教育科目に配分されます。


外国語科目
卒業に必要な外国語科目の単位数 16単位
必修科目 英語 10単位, 選択必修科目 第二外国語 6単位

① 英語10単位は,「英語リーディング・ライティング」,「英語コミュニケーション」「英語ワークショップA」「英語ワークショップB」「TOECIワークショップA」「TOEICワークショップB」「TOEICワークショップC」が必修科目です。

② 「TOEIC®公開テスト」700点以上,または「TOEFL®-iBT」61点以上の単位認定スコアを満たし,「単位認定願い」及びスコアを提出した学生は,該当するキャリア形成英語科目・アカデミック英語科目・資格試験科目のうち最大6単位までの認定をうけることができます。単位認定科目については下記の表を確認してください。認定した単位は当該年度の履修単位数に含みます。最高履修単位数を超える場合,単位の認定はできません。手続きについては,EcoLinkでお知らせします。

認定科目名 単 位
「TOEIC®公開テスト」700点以上の単位認定スコアを満たした場合 TOEIC Advanced A 1
TOEIC Advanced B 1
ビジネス英語A 1
ビジネス英語B 1
メディア英語A 1
メディア英語B 1
認定科目名 単 位
「TOEFL®-iBT」61点以上の単位認定スコアを満たした場合 TOEFL A 2
TOEFL B 2
英語特殊研究A 1
英語特殊研究B 1
※令和4年度に1年生で入学した学生の英語単位認定については2年次以降となります。

③ 第二外国語は選択必修科目です。ドイツ語,フランス語,中国語,スペイン語から選択された1言語について「入門○○語,基礎○○語,総合○○語」の3科目6単位を修得しなければなりません。

④ 入学時に決定した第二外国語は,原則として変更することができません。ただし,「入門○○語」及び「基礎○○語」の単位を修得していない場合は,2年次以降で1回に限り,所定の手続きを経て変更することができます。

⑤ 選択された第二外国語以外の第二外国語を,2年次以降に第三外国語として履修することができます。ただし,第三外国語を修得しても,第二外国語の要件を満たすことはできません。

⑥ 卒業に必要な単位数16単位(必修科目英語10単位及び選択必修科目第二外国語6単位)を超えた科目は自由な選択科目に配分されます。


留学生の卒業に必要な外国語科目の単位数 8単位
必修科目 日本語 8単位

① 日本語は必修科目です。「日本語A〜D」の4科目8単位を修得しなければなりません。


保健体育科目
卒業に必要な保健体育科目の単位数 2単位
必修科目 健康・スポーツの基礎 2単位

① 必修科目は,「健康・スポーツの基礎」,1科目2単位です。

② 実技科目は,「スポーツA」,「スポーツB」,2科目各1単位です。

③ 「スポーツA」,「スポーツB」は,必修科目の「健康・スポーツの基礎」を修得していないと履修することはできません。

④ 卒業に必要な単位数2単位を超えた科目は自由な選択科目に配分されます。

専門教育科目
卒業に必要な専門教育科目の単位数 60単位
必修科目 10単位,プログラム科目 20単位,選択科目 30単位
留学生の卒業に必要な専門教育科目の単位数 68単位
必修科目 10単位,プログラム科目 20単位,選択科目 38単位

① 必修科目は,「基礎ミクロ経済学」,「基礎マクロ経済学」,「金融公共分析手法入門Ⅰ」の3科目10単位です。

② プログラム科目は,20単位です。

③ 自分が選択したプログラム以外のプログラムに属する科目も,選択科目として履修することができます。

④ 「ミクロ経済学A」及び「ミクロ経済学B」・「マクロ経済学A」及び「マクロ経済学B」は,それぞれ「基礎ミクロ経済学」・「基礎マクロ経済学」を修得していないと履修することはできません。

⑤ 「社会データ科学A」,「社会データ科学B」,「システム管理論A」,「システム管理論B」は,情報処理に関する一定以上の知識や技能を前提としています。履修する上での基礎学力や能力などについてはシラバスで確認してください。

⑥ 授業科目が英語表記となっている科目は,英語で実施される科目です。履修する上での基礎学力や能力などについてはシラバスで確認してください。

⑦ 「総合講座A・B」は,経済・経営に関する現代的なトピックスなどを行う講義科目です。

⑧ 「経済特殊講義A・B」,「産業経営特殊講義A・B」,「総合講座A・B」には,卒業までに履修できる科目数・単位数に次のとおり制限があります。この制限を超えて履修することはできません。
「経済特殊講義A・B」:2科目・4単位
「産業経営特殊講義A・B」:2科目・4単位
「Special Topics in Economics A~F」:6科目・12単位
「総合講座A・B」:2科目・8単位

⑨ 「基礎数理」は経済学を学ぶ上で必要な数学に自信のない学生を対象とした授業です。

⑩ 卒業に必要な単位数60単位(外国人留学生は68単位)を超えた科目は自由な選択科目に配分されます。

⑪ 専門教育科目の研究科目は各分野をテーマとしたゼミナールです。

⑫ ゼミナールとして,専門教育科目の「専門研究(一)」または総合教育科目の「教養研究(一)」を履修してください。選択必修科目となります。「専門研究(一)」で修得した単位は専門教育科目,「教養研究(一)」で修得した単位は総合教育科目に配分されます。

⑬ 1年次で履修したプログラム科目はまず「選択科目」に配分されるが,2年次以降にいずれかのプログラムに所属することになるため,プログラムが決まると修得した単位は「プログラム科目」へ再配分されることになります。

⑭ プログラム科目の単位は「プログラム科目」に優先して配分され、「プログラム科目」24単位を超える単位が「選択科目」に配分されます。

経済学科・産業経営学科科目を履修する上での注意点
経済学科・産業経営学科科目の履修は,30単位を超えない範囲(相互履修で修得した科目の単位がある場合はこれを含める)で,専門教育科目の選択科目として卒業に必要な単位数に算入されます

卒業に必要な自由な選択科目の単位数 26単位
「自由な選択科目」として全学共通教育科目・総合教育科目・外国語科目・保健体育科目・専門教育科目から26単位を修得する必要があります。

相互履修

日本大学には,他学部の科目を履修できる相互履修という制度があります。相互履修できる具体的な科目名・講義内容や履修の条件等は,手続方法などとともに毎年4月上旬にEcoLink等でお知らせします。相互履修によって履修できる科目は,1年間に12単位を超えることはできません。
なお,相互履修を希望する科目が他学部にあっても,所在地が離れていたり,授業時間などが異なる場合もありますので,本学部の授業を中心に考え,無理のない履修をしてください。
履修における注意点
相互履修科目として修得した科目は,30単位を超えない範囲(経済学科及び産業経営学科科目で修得した科目の単位がある場合はこれを含める)で卒業要件に算入されます。
(相互履修科目として履修できる科目は,1年間に12単位)

海外の大学で修得した科目の単位認定

海外の大学に留学し修得した科目は,本学部で修得した科目として卒業に必要な単位に算入することができます。交換留学生として海外の大学に留学した場合だけでなく,個人で海外の大学に留学した場合にも,大学に申請し,審査の上認定される場合があります。
単位認定における注意点
海外の大学で修得した科目は,単年度で30単位,総計60単位を超えない範囲(経済学科及び産業経営学科科目並びに相互履修で修得した科目の単位がある場合はこれを含める)で卒業要件に算入されます