Seminar
ゼミナール
脇本ゼミ
テーマ
租税法
分類
専門研究
担当教員
脇本 利紀 Toshiki WAKIMOTO
ゼミの内容
経済の仕組み
社会の仕組み
企業の仕組み
お金の流れ
ゼミの特徴
グループワーク型
じっくり研究型
Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

現代の国家は租税によって成り立つ租税国家です。我が国においても納税の義務は憲法で規定されており、個人としても社会人としても租税の問題は不可避です。そしてどのような税制を整備していくかは、どのような社会を作っていくのかということと表裏の関係にあります。例えば富裕層に高い税率を課すべきか、といったこと一つとっても議論は尽きないでしょう。本ゼミナールでは、我が国の現行の租税法の仕組みを前提として、テキストを精読しつつ、税とは何か、なぜ税が必要なのか、税はどうあるべきか、といった身近なテーマを掘り下げて思考することを通じて、租税法を深く理解できるようになりたいと思っています。

Q. ゼミの特徴は?

抽象的なテーマを考えていくためには、時事問題など現実を冷静に見据えるとともに、古今の専門家の意見に耳を傾けていくことも大切です。そのためにはまずは新聞や読書を通じた知識を習得すること、そしてその知識を応用して発展させていくことが求められます。また、現行税制についての知識も必要となります。ゼミにおいてチームを組んで調査し文献に当たり、議論して、意見をまとめていくといった訓練を積むことで、大学生として、その延長として社会人として必要な深い思考力、分析力、組織管理力、それらに根ざした問題解決能力、プレゼン能力などの向上を図っていきたいと思っています。なお、担当教員は元国家公務員としての経験を踏まえ国税専門官や各種公務員を目指す方に対するアドバイスなどの支援を行います。

学生へのメッセージ

私のゼミでは、傾聴し調査し思考し文書化し発言することを重視しています。単に正解を見つけることではありません。また、大いに発言して、意図が通じなかったなら言い直していただくなど試行錯誤をすることで、社会人として必要なプレゼン力を身につけていきます。そのため私のゼミでは、他のゼミ生の発言を笑ったり、揶揄したりすることは厳禁としています。

担当教員

担当教員は、国税庁、国税局などで税務行政の執行に携わってきました。専門分野は「租税法」ですが、ゼミ生の皆さんと一緒になって税とは何かについて考えていきたいと思います。

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