産業経営学科で学ぶこと
産業経営学科では、「産業・企業論」「経営学」「会計学」「商学」の4部門を柱に、産業の実態、企業の戦略・組織・行動を理解します。さらに、今、現実に動いているビジネスをさまざまな角度から把握し、将来の在り方を考察。IT社会において必須の情報処理スキルを身に付けられるほか、企業の基幹業務である会計・人事などを学ぶことで、企業人としてのセンスを磨きます。
産業経営学科の特色
- 経済・経営の両方を修得する
経済全体を理解した上で経営学を学ぶので、広い場面で応用がきく経営手腕を身につけることができます。 - 資格に直結する科目が充実
簿記・会計や、情報処理などの資格に直結する授業を多数開講。授業を受けることが試験対策につながります。 - 社会人としての基礎力を養う
ディスカッション、プレゼンテーションなどの機会を多数設けており、社会人として必要な基礎力や実践力が在学中に身につきます。
産業経営学科のカリキュラム
1年次に経済の理論や「経営学」などの基本を理解した上で、2年次以降は2つのプログラムに分かれ、「消費者行動論A・B」「国際経営論A・B」「財務会計論A・B」といった具体的な学びを深めます。日商簿記検定・公認会計士・税理士など、資格取得を視野に入れる場合は関連科目を履修できます。
産業経営学科 2つのプログラム
2年次より次のプログラムのいずれかに所属し、体系づけて学びを深めていきます。
経営・マーケティングプログラム
企業の組織や戦略は環境の激しい変化に適応し、マーケティングはデータを活用してグローバル市場に対応する必要があります。経営・マーケティングプログラムでは、基本的な理論から実践的な応用力を幅広く学び、経営の中枢を担う人材、国際的なマーケットで活躍する人材、起業家や経営者となってリーダーシップを発揮する人材を育成します。
会計・ファイナンスプログラム
会計・ファイナンスは、グルーバル化するビジネスを支える共通言語です。会計・ファイナンスプログラムでは、基礎的な知識を身に付けながら、ファイナンシャルプランナーや簿記といった資格にも対応した科目が配置されています。企業や公共機関を支える人材、さらには公認会計士や税理士などの資格取得に繋がる高度な会計・財務に関する専門知識を身に付けた人材を育成します。
学科説明動画
PICK UP授業
財務会計論
企業の活動状況が見えてくる財務会計について学びます。
企業活動に関する様々な取引について、財務諸表により企業外部のステークホルダー(利害関係者)に報告することを目的とするのが財務会計です。財務会計情報は、株主、債権者などが意思決定を行う上での有用性を備えていることが求められています。そうした財務会計情報は国際会計基準との統合をふまえて設定された「会計基準」に準拠して作成しなければなりません。「会計基準」は企業活動に影響を与えることが指摘されており、近年会計が果たす役割は高まっています。
経営組織論
さまざまな個性の集合体である”組織”について学びます。
組織(主に企業)とその活動について学修します。一人では不可能な仕事を行うのが組織であり、企業ならば上司や同僚、部下などの仲間とともに成果を出すことが求められます。組織の面白さは、精鋭集団だからといって優秀な組織に成るとは限らない一方、飛び抜けた能力を持たないメンバーたちが素晴らしい成果を出す場合もあることです。そもそも私たち人間は生まれてから死ぬまで必ず何らかの組織に属していますから、こうした組織の特性を学ぶことは日常生活にも応用できます。
こんな人には産業経営学科がおすすめです!
企業経営に関心のある人、さらには、起業やインターネット上でのビジネス展開など、新たなチャレンジをしてみたい人に向いています。また、公認会計士や税理士などの資格取得も目指すことができます。
● 起業にチャレンジしたい人
● 企業やNPOなどの組織をマネジメントしたい人
● 情報処理のスキルを身に付けたい人
● 会計・マーケティングなどの実務に関心のある人