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学部長からのメッセージ

積極的な「場」の活用を通して
自ら考え、創造する人材に

経済学部長 手塚広一郎


 
 大学生活は、人生において大きな意味をもっています。入学から卒業までの間に、何を学び、誰と出会い、何を考えて、どう行動してきたか。これらのことを通して培った考え方や価値観は、今後の人生に深く根を下ろします。大学は、学びを通して、物事を考える「場」を提供するところです。

 それぞれの大学では、様々な形で「場」を提供しています。その中でも、日本大学経済学部の特徴は、「大きくて、きめ細やかな学びの場」を提供していることにあります。本学部は、学生数が約6500人と日本でも有数の「大きな」経済学部であり、全国から様々な背景を持った学生が集まってきます。授業、クラス、ゼミナール、部活動・サークル活動などを通して、多くの人と出会う「場」があります。こうした「場」を通して、生涯の友となるべき緊密な人間関係を築くことが可能です。

 「大きい」に関連して、日本大学経済学部では、経済学科・産業経営学科・金融公共経済学科という3つの学科があり、それらの学科が相互に関連しながら、自らの関心に沿って、およそ200種類を超える多様な科目を履修することができます。これらの科目は、経済学・経営学・会計学・マーケティングのような専門教育科目から、語学や人文・自然科学などのような総合教育科目まで多岐にわたります。2022年4月より新しいカリキュラムが導入され、履修選択の幅がよりいっそう広がりました。

 「大きい」だけではありません、日本大学経済学部の教育には「きめ細やかさ」もあります。例えば、1年次には、クラスが編成され、このクラスを基準として語学や自主創造の基礎という科目を履修します。また、本学部の大きな特徴の一つとして、ゼミナールによる少人教育の充実があります。ゼミナールとは、基本的に2年次から4年次までの3年間を通して履修をするもので、少人数で構成されているため担当教員と学生との距離が近いのが特徴です。本学部には、100以上のゼミナールが設置されており、プレゼンテーションやディベートの能力を培ったり、読解力やデータ分析力を身につけたりすることによって、学び・考える「場」を提供しています。

 海外研修や留学についていえば、派遣交換プログラム、サマープログラム、年間留学プログラムなど、目的や語学力に応じたプログラムが提供されています。また、1年間留学しても4年間で卒業することが可能なカリキュラムを用意するなど、海外で学ぶ意欲を持った学生を支援する「場」を提供しています。

 学生同士だけでなく、学生と卒業生(OB・OG)、学生と教職員とがつながる「場」もあります。就職活動に際して、全国規模の校友組織は大いなる助けとなります。また、教職員とのつながりは、在学中はもちろんのこと、卒業した後も様々な苦難に出会った折に、相談する実家のような「場」になるでしょう。

 日本大学経済学部では、「大きくて、きめ細やかな学びの場」を提供します。ここで重要になるのは、こうした「場」をどう活用するかです。大学では、自ら考えて動くことが求められます。積極的な「場」の活用によって、是非とも充実した学生生活を送ってください。

 日本大学は「自主創造」を教育理念としています。私たちは、「場」を提供するとともに、その積極的な活用を大いに支援します。それによって、社会が大きく変化する環境においても、自ら考えることで、将来の可能性を自らの力で創造していけるような人材を育てたい、と考えています。