Message from the Dean of Graduate School
研究科長からのメッセージ

次世代の研究者、高度専門職業人を目指して

研究科長 手塚広一郎

日本大学の大学院経済学研究科は、1951年に誕生した、70余年の伝統を誇る経済学系大学院です。都心のキャンパスにて、多彩な研究領域を持つ60名以上の専任教員が指導に当たり、これまでに数多くの優れた研究者・専門的職業人を輩出してきました。

本研究科は、経済学およびその関連学術分野における豊かな学識を備え、かつ革新的な研究を担うことのできる次世代の研究者を養成するとともに、専門的な知識を有する高度専門職業人を育成すること、さらにはそれにより社会の発展に寄与することを使命としています。

最大の特色は、「経済」「金融」「公共経済」「経営」「会計」「税法」の6つのコースを設置している点です。正・副2名の研究指導教員の下、大学院生が集中して自身の研究課題に取り組める環境を整えています。また、多数の企業が拠点を置く都心に位置することから、キャリアアップを目指す社会人を積極的に支援すべく、企業や組織経営・管理・会計の現場で求められる専門知識を体得できるようなカリキュラムを用意しています。一方では、学費相当額および図書費を支給する「日本大学経済学部特別研究生」制度や海外留学資金を支給する「日本大学大学院海外派遣奨学生」制度など、本研究科独自の給付型奨学金制度で大学院生の研究生活をサポートしています。

経済・社会環境がめまぐるしく変化する今、専門的な知識と高度な分析力の重要性はますます高まっています。本研究科での学びが、実り多きものになることを心から期待しています。

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