経済学のあり方を古典から学ぶ

テーマ
制度派経済学

石田ゼミ

分類
専門研究>経済学科>社会経済プログラム
担当教員
石田 教子 Noriko ISHIDA
ゼミの内容
  • 人の思考・感情・行動
  • 文化
  • 歴史
  • 環境
  • 社会の仕組み
ゼミの特徴
  • グループワーク型
  • 他大学との交流

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

ゼミナールでは、19世紀末ごろにアメリカに登場した制度派経済学(Institutional Economics)の思想や理論について経済学史的に研究しています。

制度派経済学はヴェブレンの支持者たちによって形成された学派で、お金やモノの値段に注目する伝統的な経済学ではあまり取り扱われることの少なかった制度や法、また人間の習慣、本能、感情などの要因を経済学方法論に組み込もうとする野心的な分野です。

ゼミでは、制度派経済学の古典に学びながら、現代経済社会に対する関心を高め、自分の意見を発信するスキルを身に付けることを目指しています。

Q. ゼミの様子は?

授業では基本的に、古典文献を用いて、経済と社会の関係、経済学という学問のあり方などについて考察していきます。2年生と3年生は合同でゼミを行い、皆、積極的かつ活発に議論を楽しんでいます。これまでに選んだテキストは、私の専門に近い英米の文献が中心です。

年に2回、学生が企画するレクリエーションがありますが、これも楽しいものです。今年はボウリング大会と、ランチビュッフェを行いました。

Q. ゼミの特徴は?

夏合宿は他大学と合同で行っています。2016年度は関西大学、および群馬県立女子大学と一緒に行いました。プレゼンテーションなど、学修スケジュールをこなした後で行ったバーベキュー(大阪)では、大学の垣根を越えて皆仲よくなり、とても盛り上がりました。

12月には5〜6の大学が合同で開催するプレゼンテーション・コンテストにも出場しています。2015年度は第2位に選ばれました。古典文献の読解を主目的としながらも、現代的なトピックスにも目を向け、プレゼン力や思考力などを育んでいます。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • 現代における消費社会の特徴
  • フリードリッヒ・リストの原体験とスミス批判
  • 流行の変化から見る顕示的消費の存在の有無
  • ガソリン車から次世代車への転換は起こるのか
  • ラジオの魅力の再確認
  • アダム・スミスが考える幸福と現代人が考える幸福
  • 変化を続けるマーケティングの将来モデル

1年間の主なイベントスケジュール

06月 前期レクリエーション(ボウリング大会・映画鑑賞会など)
08月 夏合宿(他大学との合同合宿・プレゼンテーション大会・交流会など)
10月 後期レクリエーション(ドキュメンタリー映画鑑賞・ランチビュッフェなど)
11月 ゼミ説明会
12月 ゼミ入室試験・卒論報告会・忘年会・ヴェリタス杯プレゼンテーション・コンテストへの出場
03月 卒業生送別会・新入ゼミ生オリエンテーション・ケーキバイキング

OB・OGの就職業界TOP3

金融業(銀行・信用金庫・証券など)
流通業(商社・百貨店・量販店など)
公務(省庁・地方自治体・警察・消防など)

取得者の多い資格

  • 宅地建物取引士

学生へのメッセージ

人間関係を大切にできる学生を求めています。大学生になると、クラスや地元、サークル、バイト、そしてゼミの友人など、たくさんの集団に所属することになります。グループで課題を進める際は、皆で力を合わせて調整する努力をしなければ、決して目標は達成できません。仲間を大切にし、相手の心をおもんぱかるという、人と信頼関係を築いていく基本を心得ている学生であれば大歓迎です。

研究成果

思想の歴史的考察とは、第一に、さまざまな時代の、国および文化に属す人々の多様な考えに触れ、それを相対化する試みです。ただしそればかりではなく、私たち人類にとって共通の目的が何であるかを問う試みともいえるのではないでしょうか。

このような視座から、私はアメリカの経済学者ヴェブレンが、19世紀末から20世紀初頭において、どのような歴史的背景、時代的要請から、当時の経済社会について考察したのか、また現代の私たちから見て、それをどのように再評価できるか、他の経済学者との比較においてその思想的意義をどのように規定できるか、という諸問題について研究しています。

→日本大学 研究情報データベース
Eメール ishida.noriko@nihon-u.ac.jp


ゼミナール説明会を主催。とても仲良しな2年生


夏の3大学合同合宿のとき、大阪淀川河川敷にて行ったバーベキューの様子