読む・見る,書く,話す・語るゼミ

テーマ
original & new の探求

岩間ゼミ

分類
教養研究
担当教員
岩間 秀幸 Hideyuki IWAMA
ゼミサイト
http://s.amebio.jp/iwama-seminar
ゼミの内容
  • 人の思考・感情・行動
  • 教育
  • 歴史
  • 社会の仕組み
  • 都市
ゼミの特徴
  • グループワーク型

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

誰もが素質や能力を必ず持っていますが、それをうまく出せないことは、往々にしてあります。われわれのゼミでは、「偏差値」という物差しを捨て、それぞれが自分自身の物差しを持ちます。本来なら、個性とは、どんな物差しをもっても、計れないものです。

人間には「自己表現欲」があります。それがうまく満たされると、充実感を得て満足し、 自信を持った幸せな人になります。ある人は音楽で、ある人は絵を描くことで「自己表現欲」を満たし、幸せになるかもしれません。このゼミでは「ことば」を使ってそれを実現します。

「ことば」を使うためには、仲間が必要です。仲間の中で、聴く力、話す力、考える力、伝える力、対話する力などが自然に育ちます。それがやがて温かいコミュニュケーション能力や、人間力になっていきます。このような目的を達成するために、オープン・ダイアローグ(開かれた対話)やプレゼンテーション、ディベートなどを、ゼミ生は自主的に行います。そうした過程を通ることで、本来持っている素質や能力が、自然に自分の内側からわき出してきます。本当によいものは自分の中にあることを忘れないでください。

Q. ゼミの様子は?

当ゼミは原則として、ゼミ生が自主運営しています。夏合宿までは、2年生と3年生が合同で活動し、先輩が後輩を指導します。

夏合宿では、大学を離れて豊かな自然の中で、2・3年生の混成チームが、プレゼンテーションを競い合います。それはまさに知の格闘技です。勉強の後には楽しいリクリエーションも待っています。

「先輩から後輩へ」これが岩間ゼミです。年末に行われるゼミ入室試験も、次年度に共に成長する仲間を、自分たちだけで決めます(教員は選考に加わりません)。人を選考するさまざまな意味での難しさを、とことん知るためです。人生は、“choice”の連続です。こうした経験は、就職活動に限らず、世の中に出てからも必ず役立ちます。

Q. ゼミの特徴は?

われわれのゼミは3つの柱でやっています。1つ目は「吾以外皆師(ワレイガイミナシ)」自分の周りにいる人は皆、先生だという意味です。2つ目は、“Learning by doing”(為すことによって学ぶ)です。3つ目は、「先輩から後輩へ」です。こうした柱が大切なことは、ここで育った学生がいかに活動しているかが証明しています。

在学中からボランティアでカンボジアへ行き、卒業後にカンボジアで日本語の先生をしてから、小学校の先生になった人もいます。また、マザー・テレサの「死を待つ人々の家」にボランティアに行った人もいます。一橋大学の大学院に進学した卒ゼミ生がたびたびプレゼンに来てくれたり、東京海上日動に就職した名物ゼミ長も、しばしばゼミ生の指導にあたったりと、卒業後もゼミに関わり続ける人もいます。震災後、夏休みに福島の子どもたちと遊ぶプロジェクトを他大学の人と立ち上げた福島出身の卒ゼミ生は、今も活動しています。留学する人が多いのも、このゼミの特徴です。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • 細菌におけるオリゴ糖の生産実験について
  • ユニクロの歴史と戦略
  • 教育とは 〜ゆとり教育がもたらした影響〜
  • アプリケーションの経済効果と今後の予測
  • 武士道と居合道
  • 芝居と人生
  • 自由を求め続けたアーティスト ―尾崎豊の生きた道―
  • 人が持つ潜在能力 〜これから社会へ出る自分・皆さんへ〜
  • ブラック企業の定義に関する整理・研究
  • 戦争で活躍した戦車

1年間の主なイベントスケジュール

08月 夏合宿(2・3年生混成チームによるプレゼン発表・優秀賞の決定・賞品贈呈など楽しいアトラクション・懇親会)
12月 クレスマス会(プレゼント・メッセージカード交換で1年間の活動をねぎらいます。プレゼントをくれるので「クレ(・・)スマス会」と呼んでいます)
03月 春合宿(4月にすぐ活動をはじめられるようにするため3月に行います)
※その他、適宜ゼミ生発案の行事(ボウリング大会や浅草散歩など)を行います。

OB・OGの就職業界TOP3

金融業(銀行・信用金庫・証券など)
保険業(保険・共済組合など)
教育・学習支援(学校教職員・学習塾など)

取得者の多い資格

  • 中学校教員免許
  • 高等学校教員免許

学生へのメッセージ

ニチケイの学生には一人残らず、心の奥底に眠っている、あるいは自分の気付いていない素質・才能があります。何かのきっかけでそれに気付くことができれば、伸ばすことができます。学生時代にそれに気付けば、10倍伸びます。社会に出て3年たてば、また10倍伸びます。7年後には10×10の100倍伸びることになります。ゼミに入ることは、今までの偏差値教育から解放され、自分を伸ばすきっかけになります。本当に良いものは自分の中にあるのだということをよく自覚してください。そのためには、どのゼミが自分に一番合っているかをよく考え、そこに必ず入れるように努力しましょう。

研究成果

基本は、ソクラテスの徳と知、自己知の研究です。勉強する、学ぶ(知ること)と道徳(人間としての善さ)はどう関係するのか、「汝(なんじ)自身を知れ」ということわざがありますが、自分を知らないとどうなるのか、などについて考えています。

私は高校の3年間、孔子の言行録『論語』を読んで暮らしました。以来、孔子が編纂し たといわれる魯国の歴史『春秋』の注釈本『春秋公羊傳』『春秋穀梁傳』の本邦初訳とそれに関する考察を共同研究者の先生と二人で30年以上やっています。その他、教職関係の仕事としては、本学出身の若きパートナーの教育研究者と、ソクラテス研究の応用としての道徳教育、そして最近の教育問題として「ゆとりの教育」の客観的かつ多面的な分析なども行っています。

→日本大学 研究情報データベース
Eメール iwama@eco.nihon-u.ac.jp


ゼミ説明会を終えて、一息!


みんなでピザを囲んで