金融システムの役割を考える

テーマ
金融システム論

澤田ゼミ

分類
専門研究>経済学科>経済政策プログラム 専門研究>金融公共経済学科>金融プログラム
担当教員
澤田 充 Michiru SAWADA
ゼミの内容
  • お金の流れ
  • 人の思考・感情・行動
  • 企業の仕組み
  • 数学・統計
  • 経済の仕組み
ゼミの特徴
  • グループワーク型
  • フィールドワーク重視

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

当ゼミでは日本の金融機関の行動や金融市場の役割について学びます。近年、日本の金融システムは大きな変化に直面しています。1990年代に苦しんだ不良債権問題が一段落し、規制緩和や国際化を背景に金融機関のビジネスモデルも大きく変貌を遂げようとしています。特に、2000年代に入るとメガバンクが登場し、銀行合併やコングロマリット化が進展する一方で、郵政民営化の動きがみられるなど、ここ10年で日本の金融機関の行動を変える注目すべき変化が観察されています。

当ゼミではこうした日本の金融システムに関わるさまざまなトピックスについて取り上げ、経済学的な視点から分析します。さらに、日本経済のあらゆる問題を解決する上で、金融システムが果たすべき役割を考えていきます。

Q. ゼミの様子は?

2年生は、前期に金融論のテキストを輪読します。その際、学生は、割り当てられた箇所についてパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行い、発表内容についてディスカッションします。後期は、最近の金融システムの中で重要なトピックスを取り上げ、それらについてグループで調査し、発表します。

3年生はグループで、日本銀行が主催する論文コンテスト、「日銀グランプリ」に毎年参加しています。日本経済や金融に関する問題を発見し、さまざまな視点から考察し政策提言を行う問題解決型の論文コンテストです。論文の締切りが9月末なので、前期の夏休みに集中的に取り組んでいます。

Q. ゼミの特徴は?

3年生時に参加する「日銀グランプリ」に特に力を入れています。この論文コンテストは、毎年全国の大学から100チーム以上が参加し、上位5チームは日本銀行の本店で開催される決勝プレゼンに進むことができます。2014年に澤田ゼミのチームが決勝まで進み、最優秀賞を受賞しました。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • こどもの金融経済教育について
  • キャッシュレス社会の実現に向けた日本の現状と米国比較
  • 消滅可能性都市の改善について
  • 新しい相続税対策のかたち ~ジュニアNISAの可能性、貯蓄から投資へ~
  • 病院不動産を対象とした場合のREITの研究

1年間の主なイベントスケジュール

04月 新ゼミ生歓迎会
08月 夏合宿(ゼミナール論文の準備報告、2・3年生)
09月 日銀グランプリ締切り
10月 インターゼミ(学習院大学など、他大学のゼミと共同でゼミを行います)
11月 三崎祭ゼミ説明会・OB会
12月 入室試験
01月 懇親会
02月 卒業生送別会

OB・OGの就職業界TOP3

金融業(銀行・信用金庫・証券など)
不動産業(土地開発・不動産販売など)
情報通信業(通信・マスコミ・インターネットサービスなど)

取得者の多い資格

  • ファイナンシャル・プランナー
  • 宅地建物取引士 など

学生へのメッセージ

社会に出ると、自ら問題を発見し、その解決策を考えることが求められます。ゼミ活動を通じて、日頃から社会・経済のさまざまな問題に関心を持ち、これらの問題を解決するために何が必要かを自ら考え、行動できる人なってほしいと思っています。

研究成果

日本の金融システム、特に、銀行や企業のミクロデータを用いた実証研究に力を入れています。関心は、戦前から現代までとかなり幅広く、大学院時代は、1920年代と1990年代の金融危機の分析を行っていました。現在は、戦前の金融システムが戦後の金融システムの形成にどのような形で影響し、実体経済まで波及したかに関心を持っており、外部の研究者と共同研究を行っています。

→日本大学 研究情報データベース


夏合宿、千葉白子にて


10月のインターゼミのグループ報告