NUCE Youth Leaders

個性を尊重してくれる学風のもと 世界で勝負する決意が固まった

キッコーマン食品株式会社 勤務

[2016年卒業]

M.N さん

現在の仕事内容は?

大学時代に身に付けたのは 「現地現物主義」姿勢

スーパーマーケットの本部や食品専門商社向けに、醤油などの家庭向け商品の営業をしています。主な業務は季節や市況、話題性を考慮し販促の提案をすることや新商品導入に向けたプレゼンをすることです。1つの商品が店頭に並ぶまでには生産者や開発者など数多くのプレイヤーが関わっています。第一線でその思いを双肩に担うため、責任と遣り甲斐にあふれた仕事です。わたしが仕事をする上で大事にしているのは「現地現物主義」の姿勢。現地に足を運び、自分の目で現物を見て考える。このスキルが鍛えられたのは、ゼミでの学習の成果だと思います。「日本の名産物を海外にどう売り込むか」という課題が出たことがありました。わたしは、サツマイモの紅はるかをアルゼンチンに売り込むことを企画し、仲間と共に発表までの半年間、鹿児島県の農家、アルゼンチン大使館やアルゼンチン料理店などに足を運び、現状をこの目で確かめ戦略を練りました。自分の足で生の情報を取りにいく姿勢は、働く今もわたしの大きな武器になっています。

大学時代を振り返って

多種多様な仲間たちとの学びと、 それを後押しする大学環境

学生数の多い日大経済は、学生のバックグラウンドも多種多様。またそれを尊重してくれる素晴らしい仲間ばかりです。南米にルーツのあるわたしは、アルゼンチンに関わるテーマで研究することにこだわりました。共に研究する仲間は、わたしの思いに共感し協力してくれました。出来ないことやマイナスの面に目がいくとキリがありません。でもやるべきことに真正面から向きあうと、昨日の自分より成長しやれることも増え、やりたいことの実現にも近付けるはず。日大経済は自然と「やるべきこと、やれること、やりたいこと」を意識できる環境で、何かに興味を持つきっかけにあふれていました。充実した4年があって、今の自分があります。

ココがターニングポイント

異文化に触れることで自分の目標を再確認した

学生時代アジアにひとり旅をしました。世界は広く、英語だけではコミュニケーションができない国もまだまだありました。大学時代に学んだ国際経営の基礎と情報収集能力を手に「食卓を豊かにする仕事」を通じて、世界の人が笑顔になれる時間を作っていきたいと思っています。

※本記事は令和2年に取材したものです。

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