Seminar
ゼミナール
安藤ゼミ
テーマ
契約と組織の経済学
分類
専門研究
担当教員
安藤 至大 Munetomo Ando
ゼミサイト
ゼミの内容
経済の仕組み
社会の仕組み
企業の仕組み
福祉・労働
人の思考・感情・行動
ゼミの特徴
グループワーク型
じっくり研究型
Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

安藤ゼミナールでは、契約と組織の経済学を学びます。まずは分析ツールとしてのゲーム理論を身につけた上で、現実の企業や組織を題材とした研究を行います。分かりやすくいうと、「うまい仕組みの作り方」について経済学の視点から考えていきます。
例えば、現行のゼミ入室試験の実施方法は、うまい仕組みであると言えるでしょうか?改善の余地はありませんか?コンサートのチケットが転売目的で買い占められるのはどうすれば防げるでしょうか?
これらのような具体的な社会的・経済的課題に取り組むことで、ビジネスへの応用を意識した実戦的な経済学を身に付けます。

Q. ゼミの様子は?

2年次では、上級生とのグループワークを通じて、ゲーム理論の教科書や論文の輪読を行います。書いてある内容を理解する能力、また他人に伝えるプレゼンテーション技術を向上させましょう。そして経済理論を現実の問題に応用する力を身につけましょう。
3年次では、契約と組織の経済学について学び、同時に全員で共通のテーマを決めて調査研究を行います。共同名義での書籍を出版するための原稿を完成させることを目標とします。また教員や上級生からの就職活動の支援もあります。
4年次の卒業論文では、個別のテーマを設定して、論文を完成させることが求められます。

Q. ゼミの特徴は?

学年を超えた交流も重視しているため,全学年での共同作業やイベントを開催します。またゼミ生の就職活動を支援する観点から,外部講師による講演会や企業訪問なども企画します。2022年度は、大手自動車会社の採用担当者をお招きして講演会を開催しました。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • 高速道路の割引料金により発生する渋滞とその抑制策
  • 春日部市における鉄道高架化の影響
  • プライベートブランドの変遷と商品の価格設定
  • 国内飲食業を盛り上げるためにチップ制度は有効か
  • 日本における小規模地域の人口増加要因とその発展
  • コンサートチケットの転売抑止と望ましい販売方法
1年間の主なイベントスケジュール

4月にゼミの新入生歓迎会、夏にはゼミ合宿、秋には講演会等の企画を実施します。またゼミの入室試験に現役ゼミ生も参加してもらいます。1月には卒論発表会を行います。また新たな取り組みについては、ゼミ生と相談の上で決定していきます。

OB・OGの就職業界TOP3

コンサルティング、物流、小売

取得者の多い資格

特にありません

学生へのメッセージ

安藤ゼミでは、積極的にゼミの活動に取り組む学生の入室を希望します。また学生時代に限らず、大学卒業後も長期的に良い関係を維持できる仲間を見つける場にして欲しいと考えています。
みなさんの多くは大学卒業後に企業や自治体などで働くことになります。社会で活躍するためには、しっかりとした知識に基づいて現実の課題に対応できる知的体力を身につけることが必要です。使える道具としての経済学を一緒に学びましょう。

研究成果

昇進競争や年功賃金、配属決定など、これまで企業の中でうまく機能する仕組みについて研究してきました。最近は研修医マッチングにおいて病院が医学生に対して圧力をかける可能性についての理論研究や企業の採用活動における内定の役割を明らかにする研究を行っています。また労働分野を中心として、政府において実際に法律や制度を設計する仕事にも取り組んでいます。

© Nihon University College of Economics All rights reserved.