Q. ゼミではどんなことを研究していますか?
統計学および計量経済学の知識を基盤に、データを的確に分析・解釈する力と論理的思考力の育成を目指します。具体的には、マクロ経済学・ミクロ経済学の理解を深める経済分析、時系列データに基づく将来予測、さらには因果推論を活用した政策評価の手法を習得することを目的としています。あわせて、データ収集の手法や統計ソフトの操作技術、経済データに基づいて説得力ある説明を行う能力を養成します。
Q. ゼミの様子は?
新興ゼミのため答えられません。
Q. ゼミの特徴は?
実際のデータを用いて多様な現象を分析できるモデルや手法を身につけることを目標とします。この目標を達成するために、まずは統計学や計量経済学の基礎的な知識を学び、あわせて実践的なデータ分析の技術を段階的に習得していきましょう。私が教えることができる言語・ソフトウェアは、Excel、R、Python、Stata、Matlabあたりです。これらを使ってデータの特徴や計量経済学に照らし合わせて分かることを学習します。
学外活動・インゼミでは、神奈川大学や学習院大学のゼミと交流する予定です。そのほか行事もやりたいですが予定は未定です。
これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
令和8年度開講ゼミのためまだありません。
1年間の主なイベントスケジュール
新興ゼミのため例年の流れというものが存在しません。
一緒に考えてくださると大変ありがたいです。
OB・OGの就職業界TOP3
新興ゼミのため答えられません。
取得者の多い資格
新興ゼミのため答えられません。
学生へのメッセージ
巷には情報があふれ、膨大なデータを読み解く技能の重要性が叫ばれてきました。しかし、それも今は昔。近年は生成系AIの登場により、データそのものをじっくり理解する力以上に、最新技術を正しく使いこなす力が求められているように感じます。とはいえ、生成系AIであってもその基盤は統計学です。AIが吐き出す内容の妥当性を見極めるためにも、私たちは統計学をはじめとする学際的な知識と観察力を身につける必要があります。計量経済学、統計学、データ分析はそれらが活用される現場があってこそ価値を持つ学問です。あふれる経済データを正しく読み解ける力を養いましょう。
研究成果
計量経済学における理論的分析を中心に活動しています。これまでは、株価のような不規則な挙動をする非定常的な多変量時系列データにおける仮説検定の開発とその応用に取り組んできました。最近では政策評価で活躍する因果推論や標本抽出の理論的分析を行っています。また、コンピュータサイエンスに近いですが、様々な経済統計同士の結合(データ融合)にも関心が湧きつつあり、例えばグローバルサプライチェーンを補足できるデータセットの構築に携わりました。
NO PHOTO