Seminar
ゼミナール
文学から見るイギリス文化
田村ゼミ
テーマ
イギリス文学・文化研究
分類
教養研究
担当教員
田村 真奈美 Manami TAMURA
ゼミの内容
歴史
言語
文化
人の思考・感情・行動
ゼミの特徴
じっくり研究型
Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

明治時代の日本は、近代化に向けて欧米に多くを学びましたが、中でもイギリスにおける議会制民主主義の制度、鉄道技術などを手本としました。日本人のイギリスへの憧れはこのころから始まったのかもしれません。今でもイギリスの文化(音楽・映画・演劇から午後のお茶の習慣、メイドや執事の使用人文化まで)やスポーツ(サッカー・テニス・ラグビーなど)に引かれる人は少なくないでしょう。

当ゼミでは、イギリスについて19世紀から現代までを視野に、特に文学を通じて考えていきます。他国の文化について考えることは、翻って自国の文化について考えることにもつながります。また、文化的事象の背後にあるさまざまな事情を探ることで、物事を多角的に考える習慣が身に付いていきます。

Q. ゼミの様子は?

授業は学年ごとに行います。1冊の本を全員で少しずつ読みながら議論する輪読形式、各人があらかじめ定められたトピックについて調べてきて発表する発表形式など、学期によって授業の進め方は異なります。行事は全学年一緒に実施しています。

Q. ゼミの特徴は?

開講してまだ2年目なので、教員と学生が協力してつくり上げている最中です。先輩から受け継がれた「伝統」がない分、ゼミに在籍する学生一人ひとりの個性が反映されやすいと思います。多様な物の見方を理解するのがこのゼミの大きなテーマなので、所属学生の学科・性別・趣味などの偏りもあまりなく、オープンな雰囲気です。ゼミの内容と関連する展覧会や映画などを鑑賞する機会もつくっています。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例

※2016年からの開講のため、まだありません。

1年間の主なイベントスケジュール

04月 新ゼミ生歓迎会
09月 合宿
12月〜01月 打ち上げ

OB・OGの就職業界TOP3

※1期生は2019年に卒業予定です。

学生へのメッセージ

私自身の専門は19世紀イギリス文学ですが、ゼミでは広く近現代のイギリス文化を扱います。イギリス文学・文化に興味がある学生、他国の文化を学ぶことで自国の文化についても考えてみたい学生、また何よりも、自分とは違うものの見方・考え方に対して興味を持ち、意見を交わすことを楽しめる学生と共に学びたいと思っています。

研究成果

19世紀、特にヴィクトリア女王の治世(1837-1901)のイギリス文学研究が専門領域です。最近は作品が書かれ、また読まれた時代や社会に目を向けた研究をしています。例えば、この時代には女性作家が多く活躍していましたが、一方で女性の役割は家庭の中にあるとされ、女性が職業作家となることは問題視されがちでした。そのような風潮の中で執筆していた女性作家たちの使命感と、19世紀イギリス社会に大きな影響を与えていたキリスト教福音主義との関係を探った論文が、私の博士学位論文です。現在はこの福音主義と女性作家の問題を、イギリスだけでなくアメリカも含めて考えているところです。また、翻訳も行っており、これまでにブロンテ姉妹やチャールズ・ディケンズに関する研究書を翻訳してきました。

2年生ゼミ後期の発表の様子

小説を読んで議論します

© Nihon University College of Economics All rights reserved.