Department of Economics
経済学科

経済学科で学ぶこと

経済学とは、これまでにある経済理論を学びつつ、現在起こっている景気・金融・貿易などさまざまな経済的現象を分析・解明、その中から法則性を見つけて検証し、理論づけていく学問です。経済学科では、人間の営みそのものである「経済」について考え、人々の生活にまつわる経済メカニズムを論理的に追求します。

経済学科の特色

  1. 学べる範囲が広く、専門分野の選択肢も豊富
    経済学科の学修は、広範囲にわたっています。将来の進路で迷っている人にも、1年次に基礎をじっくり学んでから、多彩な選択肢の中から専門分野へ進むことができます。
  2. どんな仕事にも役立つ「社会の仕組み」を学ぶ
    どのような仕事もヒト・モノ・カネが関わっています。その流れを学ぶということは、社会の仕組みを学ぶということ。どんな職業にも必ず活かせます。
  3. プレゼンテーション力などが身につく
    ゼミなどで頻繁にディスカッションやプレゼンテーションを行います。その経験は、社会に出てから様々なシーンで役立ちます。

経済学科のカリキュラム

1年次に「基礎ミクロ経済学」、「基礎マクロ経済学」といった必修科目で基礎理論をしっかりと学修。2年次からは3つのプログラムに分かれ、より専門的な知識と理論を修得していきます。

3つのプログラム

2年次からは次のプログラムのいずれかに所属し、体系づけて学びを深めていきます。

理論・政策プログラム

経済理論は経済思想や経済史を踏まえて構築され、経済理論に基づいて経済政策が実施されます。そして、経済政策の経験をもとに、経済理論が再構築されます。理論・政策プログラムは経済理論と経済政策の相互関係を学び、研究者、政策担当者、エコノミストの養成を目指します。

産業・生活プログラム

高度に発展する産業、多様化する家計の中で、人々はときに労働者として生産活動に従事し、家計として消費活動を行います。産業・生活プログラムは生産者と消費者の市場における自律的な関わりに注目し、企業の発展や家計の幸福に役立つ産業人、専門家、アナリストを育成します。

国際経済・地域経済プログラム

急激に進む経済の国際化と衰退が懸念される地域経済の振興は、現代社会の最重要テーマのひとつです。国際経済・地域経済プログラムでは、国際化する経済社会と地域振興の養成の中で、これまでの枠組みにとらわれない創造的で革新的なビジネスパーソンを育成します。

学科説明動画

PICKUP 授業

環境経済学

注目の「環境問題」を経済学的視点で紐解きます。

環境経済学は、環境政策の効果や自然資源の利用管理などを経済学の視点で分析・評価する学問です。例として炭素税などのカーボンプライシングや生態系の経済価値での評価などがあります。現在その範囲はもっと広く、環境や社会に配慮するEGS(環境・社会・ガバナンス)投資、環境対策によって雇用を創出するグリーン・ニューディール政策、省資源や資源循環のためのサーキュラー・エコノミーなど、環境問題と経済の関係を扱う分野はすべて環境経済学の対象です。

計量経済学

データで「世の中」を解き明かす技術を身に着けます。

「ビッグデータ」という言葉が注目され、データをビジネスや政策にどう活用するかが重要な時代となりました。統計学は国や企業の未来を考える際に必要不可欠なツールで、いまや企業や官公庁で統計を使いこなす力と見抜く目を持ったデータスペシャリストが求められています。この授業では、さまざまな経済データの分析に統計的・数学的方法を応用する計量経済学の基礎について学びます。統計学+経済学で未来を切りひらく力を身に着けましょう。

こんな人には経済学科がおすすめです!

経済に興味のある人はもちろん、社会の仕組みや人々の生活に関心のある人にぴったりです。経済学は、最初は少し難しく感じるかもしれません。でも、一歩踏み込むことで視野がぐっと広がります。

● 国内外の経済の動きに関心のある人
● 人々の日常生活と経済との関わりに興味のある人
● ビジネスの最前線で活躍したい人
● 国際的な仕事にチャレンジしたい人

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