中川雅之教授が「2019年度日本不動産学会論説賞」及び「2020年度都市住宅学会論説賞」を受賞しました

2021.02.24

 中川雅之教授の論説「田園住居地域とは何か:経済学の見方」(都市住宅学101号所収)が、2020年11月26日に、都市住宅学会より「2020年度都市住宅学会論説賞」を、「固定資産税が地方政府に与えるインセンティブ」(日本不動産学会誌123号所収)が、2020年12月12日に、日本不動産学会より「2019年度日本不動産学会論説賞」を受賞しました。
 どちらの論説も人口減少、少子高齢化が進む日本における都市の姿を論じたものになっています。中川教授が長年の研究テーマとしてきたコンパクトシティ政策について、データによる検証、シミュレーションの実施によって、これまでに論じられてきていない視点から現行制度を批判的に検証したことが評価されました。
 なお、二つの論説はわかりやすい形で、故山崎福寿氏(元日本大学教授)との共著「経済学で考える人口減少時代の住宅土地問題」(東洋経済新報社、2020年)で解説されています。

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