井尻直彦教授の著書『日本の貿易変動と非関税障壁』（令和4年4月25日出版、文眞堂）が、令和5年5月27日に日本貿易学会より「日本貿易学会 学会賞」を受賞しました。
参考：日本貿易学会Webサイト
本書はGVCsの形成期において「新しい貿易」、「失われた貿易」という新たな分析視点から国際貿易の拡大・縮小要因を紐解いた学術書です。貿易財レベルで国際規格の有無による代替の弾力性の相違を考慮した独自の財分類（IHY分類）を用いて、経済のグローバル化を阻害する貿易障壁が、国際貿易へ与える影響を考察しています。
なお同著は、令和4年度経済学部学術出版助成の対象となっています。