田中圭ゼミの3チームが「アーバンデータチャレンジ2024」一般部門で金賞、銅賞、学生奨励賞を受賞しました

2025.03.17

一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)などが実施する「アーバンデータチャレンジ2024」に出場した田中圭ゼミの3チームが一般部門で金賞、銅賞、学生奨励賞のそれぞれを受賞しました。
アーバンデータチャレンジは、地方自治体をはじめとする各機関が保有する社会基盤情報の公開・流通・利用の促進に向けた取組として、オープンデータ等を積極的に活用して、地域課題の解決に効果的なアプリケーションや活動等をコンテスト形式で発表を行います。
本年度の作品コンテストでは全国から162作品の応募があり、そのうち22作品が1次審査を通過し、3月8日にプレゼンテーションを行い、その成果を競いました。

一般部門 金賞

タイトル:ヒヤリハットから作成するバリアフリーマップ
チーム名:新しい学校のLiDARズ(日本大学経済学部 田中圭ゼミ)
メンバー:齊藤 愛莉(経済学科2年)
成川 奏太(経済学科2年)
渡部 佳鈴(金融公共経済学科3年)
田中 詩乃(経済学科3年)
髙野  涼(産業経営学科3年)
作品概要:
本作品は、日本大学経済学部のバリアフリーマップの問題点を指摘し、ヒヤリハット調査から明らかになったバリア箇所の情報を共有できる新しいバリアフリーマップを作成することである。ビルキャンパスを利用する学生・教職員(170名以上)を対象に調査を実施した。また、調査から得られた結果から階段などの段差をiPhoneLiDAR、床の滑りやすさを摩擦計で定量化し、潜在的な危険個所を可視化したバリアフリーマップを作成することができた。
受賞作品:
https://hiyari.dronerice.jp/

一般部門 銅賞

タイトル:内水氾濫常襲地における被害予測
チーム名:NDDF(日本大学経済学部 田中圭ゼミ)
メンバー:中川 晶仁(経済学科2年)
石黒 哲平(産業経営学科2年)
谷原田 桜士(経済学科3年)
佐々木 瞭(金融公共経済学科3年)
作品概要:
埼玉県西部に位置する葛川(荒川水系)の下流域は数年に一度の頻度で内水氾濫が発生する水害常襲地である。その要因として、この地域は高麗川・越辺川の三川合流部であるため、バックウォーター現象によって内水氾濫が頻発しやすい。また、流域内の大規模な宅地開発による土地利用の変化が考えられる。本作品は、過去の水害記録と最寄りのアメダス地点(鳩山)の積算雨量から、今後の予想される浸水被害をシミュレーションする。
受賞作品:
https://nddf.dronerice.jp/

一般部門 学生奨励賞

タイトル:内水氾埼玉県全域における石橋供養塔のアーカイブ化
チーム名:ダさいたまとは言わせない(日本大学経済学部 田中圭ゼミ)
メンバー:八鍬 誓心(産業経営学科2年)
松木 愛果(経済学科2年)
八木澤 藍生(経済学科3年)
河合 萌花(経済学科3年)
作品概要:
埼玉県が日本一として誇れるものに石橋供養塔の現存数がある。石橋供養塔には通行人の安全祈願や退役した橋の供養など様々な意味が込められている。しかし、これらの多くは江戸中期に建立されて250年以上経過しているため、風化も激しく、刻字が読み取れないこともある。そのため、県民の関心はほとんどないのが現状である。私たちは地域に眠る貴重な石橋供養塔の意義を広めていくことが最大の目的である。
受賞作品:
https://memorial2.dronerice.jp/
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