9月6日・7日に島根県立大学で開催された地域活性学会第17回研究大会(https://www.chiiki-kassei.com/pb/cont/taikai/1441)において、大槻明ゼミナールの伊藤悠大さん(経済学科4年生)が奨励賞を受賞しました。
この賞は、地域活性学会の進歩に寄与し、今後一層の研究発展が期待される研究発表に対して選考の上、授与されるものです。

受賞した研究発表の概要は、内閣府の国民生活に関する世論調査からも国民の政治への不信感が高まっていることが明らかにされており、このような状況に鑑み、本研究では福井市に着目して市民のニーズ等の「見える化」のための分析アプローチを研究開発しました。
具体的には、福井市ホームページが公開している6つの事業に対して自由記述でアンケ―トを実施することで福井市民の声を収集し、これらのテキストデータに対して、TF-IDFのアプローチから事業ごとに特徴語を抽出する分析アプローチを考案しました。さらに、抽出した特徴語を共起ネットワーク分析にかけることで、市民の声の詳細を「見える化」する分析アプローチを研究開発しました。