藤野ゼミが第4回アカウンティングコンペティションにおいて「優秀賞」及び「審査員特別賞」を受賞しました

2019.12.24

アカウンティングコンペティションは,PwCあらた有限責任監査法人(特別協賛)と有限責任あずさ監査法人の協賛,日本公認会計士協会や日本商工会議所など多数の後援のもとに開催される会計学分野のプレゼンテーション大会です。日本大学商学部で開催された第4回大会では,北海道から沖縄までの18大学から63チーム(学生参加総数331名)が参加しました。審査員の半数は大学教員ですが,残りの半数は公認会計士や企業役員など実務界から選出されています。審査対象は事前に提出された報告資料と12月15日に実施されたプレゼンテーションです。事例理論分野,実践研究分野,実証研究分野という3つの分野に分かれ,各チームがプレゼンテーションを行いました。

【実践研究分野・優秀賞受賞】
タイトル

「これからの経理職」

メンバー
  • 占部義弥(産業経営学科3年)
  • 佐藤匠真(産業経営学科3年)
  • 森下ちひろ(経済学科3年)
  • 田中光一(産業経営学科2年)
  • 寺西燿佑(経済学科2年)
  • 水内ほのか(産業経営学科2年)

アンケート調査をもとに,企業の経理職の実態と,学生(就活生)の経理職に対するイメージのギャップを明らかにしました。学生は経理職に対して実態よりも閉鎖的で,定型的な業務が多いと認識していることがわかりました。この結果をもとに,学生にはイメージの転換を,企業には多様なキャリアの導入を提案しました。学生に対しては,経理職の実態に関するプレゼンテーションを行い,一定程度のイメージギャップ解消の効果を得ることにも成功しています。

【事例理論分野・審査員特別賞】
タイトル

「フードバンク活性化による食品ロスの効率活用」

メンバー
  • 磯﨑彩花(経済学科3年)
  • 森崎正太郎(経済学科3年)
  • 石井亮(経済学科2年)
  • 大島孝一(金融公共経済学科2年)
  • 西本亜紗希(産業経営学科2年)
  • 南颯太朗(金融公共経済学科2年)

市場に出せなくなった食品を困窮世帯などに提供しているフードバンクの活動に注目しました。フードバンクは全国に100以上の団体が設立されていますが,実際の食品ロス削減量はごくわずかにとどまっています。フードバンクの活動を活性化するために,岡山県のスーパーによって導入されたハローズモデルを検討し,食品ロスの有効活用と貧困問題の解消を促進していくことを提案しています。

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