Q. ゼミでは、どんなことを研究していますか?
自身の興味のある経済現象について、データを用いた経済分析を通じて研究してもらいます。分析のためにデータ分析専用のソフトウェアを準備してもらいます。私はEViewsという、強力かつ操作が容易な計量分析ソフトを用いています。複雑なコードを理解するのが不得手な方に最適でしょう。また最近は、ビジュアル的にインパクトのある分析ができるGIS(地理情報システム)にも関心があります。データを用いた定量的な現状認識、分析、予測、政策提言に興味がある方に適しているでしょう。
なお、就職活動期に最高のパフォーマンスを発揮していただくため、前倒しで卒論に関する取り組みを始めてもらいます。
Q. ゼミの様子は?
新ゼミにつき実績なし
Q. ゼミの特徴は?
自身がゼミで何を研究しているのか、どこまで進んでいるのか、論文としてどこまでまとめているのか、客観的に評価されたものはあるか、これらを効果的にアピールできないと、いくら就活で頑張っても良いパフォーマンスを出せません。本ゼミは、4年生時にゼミ生が辛酸をなめることがないよう、卒業論文執筆を大きな目標として真摯に対応していきます。
Q. これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例を教えてください。
新ゼミにつき実績なし
前任校での論文テーマの一例を列挙しておきます。
・MMTの研究-日本における金融政策決定の妥当性-
・インターネット金融と経済成長の関係に関する実証研究
・不動産価格の構成要因とその影響に関する実証研究
・環境問題と消費行動の関連
Q.1年間の主なイベント(ゼミ合宿・ゼミ行事)について教えてください。
課外活動についてはニーズがあれば対応します。ただしゼミ生による企画が第一です。
Q. OB・OGの就職先として、比較的多い業種TOP3を以下よりお選びください。
新ゼミにつき実績なし。前任校では以下の3つでした。
1) 金融業
5) 情報通信業
13) 公務
Q. 取得者の多い資格があれば、教えてください。
新ゼミにつき実績なし
Q. 学生へのメッセージをお願いします。
マクロ経済学や経済政策は、現代の日本社会を経済の側面から分析し影響を与えることのできる極めて実学的な学問です。そして現在進行形の学問です。次から次へと新たな問題や解決法が生まれています。ゼミではこうした現状をキャッチアップし、共にソリューションを見出そうとする意欲ある学生を待っています。
Q. 先生ご自身の主な研究成果について、簡略に教えてください。
一貫した研究テーマは“非観測変数の定量化、ならびにその変数を用いた政策効果の実証分析”です。
過去の業績はこのテーマに沿った経済統計あるいは計量経済分析に関わるマクロ経済の実証分析であり、大きく3つに大別できます。
Ⅰ.金融政策効果の時系列分析
Ⅱ.地価関数のクロスセクションあるいはパネル推計
Ⅲ.基礎自治体レベルの経済波及効果推計
過去5年間で、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲそれぞれ5~6本の論文を発表しています。詳しくは教員個人のHP(tkd-jp.com)を参照ください。