Q. ゼミではどんなことを研究していますか?
大森ゼミでは、実践的なマーケティングおよびブランディングについて研究しています。そのために、マーケティングやブランディングに関する「理論」、「事例」、「実践」の三位一体型の経験知を習得します。
具体的には以下の通りです。第一に、専門書の輪読を通じて、マーケティングやブランディングに関する「理論」を勉強します。これは、事例や実践を行うために、必要となる様々な情報を整理するための頭の準備です。第二に、企業が実際に行っている「事例」を沢山読み込みます。これは,実践を行うための沢山の引き出しを作るためです。第三に、理論と事例を踏まえて、マーケティング戦略やブランディング戦略を自ら提案します。このために、協力企業からテーマや課題をもらい、時間をかけて調べ、考え、アイデア出しを行います。
こうした活動を通じて、皆さんが就活する際に、エントリーシート作成や面接で自信をもって語れるための経験をしっかりと蓄積します。
Q. ゼミの様子は?
ゼミ活動を充実させるためには、ゼミメンバーがお互いを尊重し、積極的に意見を交わしていくことが必要です。
そのためには、ゼミメンバーがお互いをよく知り、遠慮なく意見を出せるように、チームビルディング活動にも力を入れています。具体的には、身体や頭を使ったゲーム、食事会、夏合宿者など学生の意見を取り入れた活動を積極的に実施しています。これにより、ワイワイガヤガヤとしたアットホームな活動を行っています。
Q. ゼミの特徴は?
学生の自主性を尊重しつつ、グループ活動を中心とした活動を行っています。消費者行動、マーケティング、ブランディングをキーワードとした実践的な活動を目指しています。企業が直面している現実的な課題に触れるために、企業とのコラボレーションも重視しています。
これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
2024年度着任のため、前任校での実績です。
- アップル社のブランド戦略の特徴と課題
- webマーケティングの課題と活用法に関する研究
- アパレル業界におけるオムニチャネルの意義と課題
- アニメコンテンツのアイデア創出方法に関する研究-創造プロセス理論に基づいて―
- 大手小売企業におけるプライベート・ブランドの意義と成功要因
- 大手コンビニにおける店舗内の商品陳列棚割りの特徴と今後の課題
- 東京ディズニーリゾートにおける顧客獲得戦略~非日常世界観の創造と評価~
- コンテンツ・ツーリズムによる地域活性化方策と課題
1年間の主なイベントスケジュール
4月 | 歓迎会 |
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9月 | 夏合宿 |
12月 | 忘年会 |
OB・OGの就職業界TOP3
2024年度着任のため、前任校での傾向です。
- 公務
- 金融業
- 流通業(卸売業・小売業)
学生へのメッセージ
企業でマーケティング関連の仕事に就きたい人、自治体で地域資源を活用した地方振興関連の仕事に就きたい人に向けたプログラムを用意しています。
社会経済環境が大きく変化しつつあり、過去の考えに縛られない新たな発想法や行動が求められています。まさに学生の皆さんの活躍が期待されています。このため、こうした社会の要請に応えようとする学生を心底応援する活動を行います。なお、社会人との接触も数多く予定しているため、積極性と礼儀を大切にした学生を期待しています。
研究成果
ビジネス現場や日常生活における人々の思考、感情、行動について関心を持っています。このため、マーケティング、ブランディングの観点から、商品アイデアの発想・評価、消費者の経験や感情がその後の反応・行動(口コミによる推奨、購買、訪問)に与える影響などに関する研究・教育に取り組んでいます。