Q. ゼミではどんなことを研究していますか?
本ゼミでは、「開発経済学」に関するさまざまな課題について、理論的な視点と応用の両面から学びます。
理論面では、ミクロ経済学やマクロ経済学のモデルを用いて、貧困削減や経済成長、所得分配などの発展のメカニズムを体系的に考察します。経済学の基本的な枠組みを理解することで、現実の課題に対する分析力を高めることを目指します。
応用面では、実際の事例やデータ、そしてさまざまな分析手法を活用し、経済学の理論がどのように具体的な政策に活かされているかを学びます。教育や保健、農業、インフラ整備など、開発途上国における実際の政策を題材に、理論と現実をつなぐ力を養います。
Q. ゼミの様子は?
2年次・3年次のゼミでは、テキストの輪読やグループワークを通じて経済理論とその応用を学びます。開発途上国に関する論文やレポートを読み、関心のあるテーマでプレゼンを行い、意見交換やディスカッションを通じて理解を深めます。
4年次のゼミでは、これまでの学びを活かして、卒業論文または関心テーマに関する研究と発表を行います。課題の発見から分析・発信まで、自主的な研究力の養成を目指します。
Q. ゼミの特徴は?
本ゼミの特徴は、開発経済学を英語で学ぶことです。さらに、経済理論とその応用の両方に取り組むことで、実践的かつ国際的な視点から課題にアプローチする力を養います。
これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
令和7年度から開講したゼミナールのため、まだありません。
1年間の主なイベントスケジュール
本ゼミは令和7年度に開講したゼミナールのため、現時点ではゼミ行事やイベントは未定です。
今後の活動については、ゼミ生の意見を取り入れながら相談の上、検討していく予定です。
OB・OGの就職業界TOP3
令和7年度から開講したゼミナールのため、まだありません。
取得者の多い資格
令和7年度から開講したゼミナールのため、まだありません。
学生へのメッセージ
本ゼミでは、使用言語は英語です。
英語で経済学を学びたい方、開発経済に関心のある方、将来、国際機関や国際的なフィールドでの活躍を目指している方、そしてゼミ活動に積極的に参加・貢献したいという意欲のある学生を歓迎します。
ゼミでは、しっかりと研究に取り組みながら、コミュニケーション能力の向上も目指していきます。
研究成果
私の専門分野は、農業経済学、開発経済学、応用ミクロ経済学です。
現地調査や実験の設計を行い、ミクロ計量経済学の手法を用いて、長期的な経済開発に関連する問題に取り組んでいます。
これまでの主な研究テーマは以下のとおりです:
1. マクロ経済政策が家計福祉に与える影響
2. 自然災害や経済ショックといった危機に対する家計の対処行動
3. 移民・送金と家計経済に関する実証研究
これらのテーマを通じて、途上国の人々の暮らしや行動を、データに基づいて理解し、より効果的な政策提言につなげることを目指しています。