前川淳ゼミ

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

行動経済学を中心に、人間の心理学的な傾向や経済行動について学んでいます。1年目は行動経済学の書籍・論文の輪読を行っています。今後は経済理論、経済学実験の実施、データ分析など、行動経済学に関わる知識・経験を身に着けていく予定です。

Q. ゼミの様子は?

できたばかりのゼミなので、学生の自主性に任せていますが、みなしっかりと自分の考えを持って話しているように感じます。単に知識をつけるだけでなく、学生が積極的に自分の考えやアイデアを出しやすい環境を目指しています。

Q. ゼミの特徴は?

まだ輪読で行動経済学の知識を広く身に着けていっている状態ですが、今後は経済学実験を実施し、実践的な研究を行っていく予定です。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例

1年目なのでまだ卒業論文はありません。

1年間の主なイベントスケジュール

1年目なのでまだ決まった予定はありませんが、学生の希望により9月に合宿を行いました

OB・OGの就職業界TOP3

1年目なのでまだ卒業生はいません。

学生へのメッセージ

行動経済学は人間の心理や行動が経済的な意思決定にどのような影響を与えるのかを学びます。ゼミでは、論文の輪読やディスカッションに加え、経済学の実験を企画・実施するなど、さまざまな活動を通じて学びを深めます。身近な疑問を経済学の視点から考え、仲間と一緒に探究してみませんか?経済学に興味がある人、実験やデータ分析に挑戦してみたい人を歓迎します!

研究成果

研究対象は、再生可能エネルギーへの投資、オークション、情報財の取引などいろいろやっていますが、共通するのは、標準的な経済理論が想定する合理的行動と、現実の人々の行動との乖離に注目しています。再生可能エネルギー投資の実験([1])では、金銭的インセンティブが内発的動機を損なう「モチベーション・クラウディング・アウト」を検証し、政策変更後の行動まで分析し、また、[2]のオークション実験では、意思決定の枠組み(フレーミング)が限定合理性や過大入札に与える影響を検証しています。さらに、情報財のネットワーク取引を分析した[3]では、ネットワーク構造が価格形成や競争に及ぼす影響を実験的に検証しています。これらの研究を通じて、個人の意思決定メカニズムを理解するだけでなく、人々の行動を踏まえた制度・政策設計のあり方を探究しています。

  1.

Maekawa, J., Shimada, K., & Takeuchi, A. (2022). “Sustainability of renewable energy investment motivations during a feed-in-tariff scheme transition: Evidence from a laboratory experiment.” The Japanese Economic Review, 73, 83–101. https://doi.org/10.1007/s42973-021-00093-9

  2.

Kayaba, Y., Maekawa, J., & Matsushima, H. (2023). “The Effect of Framing in Sealed-Bid Auctions: Theory and Experiments.” SSRN Electronic Journal. https://ssrn.com/abstract=4625662

  3.

Hanaki, N., Kayaba, Y., Maekawa, J., & Matsushima, H. (2024). “Two experiments on trading information goods in a network.” Games and Economic Behavior, 145, 1–18. https://doi.org/10.1016/j.geb.2024.02.002

© Nihon University College of Economics All rights reserved.