Study Abroad Report
留学体験記

2024年年間留学プログラム メイヌース大学 経済学科N・E

私はアイルランドのメイヌース大学に一年間留学しました。正直、私は留学したい明確な理由はなく、大学在学中に何か成し遂げたかったというのと、新しい世界に飛び込んでみたいという意欲だけでアイルランドへの留学を決めました。

アイルランドの大学では、現地の生徒と同じ授業をもちろん英語で受けました。
それが一番大変だったことで、特に授業を受け始めたばかりの頃は、リスニングの能力が足りておらず授業を理解するのにとても苦労し、授業終わりに毎回図書室で復習をしなければなりませんでした。
しかし、めげずに聞き続けることで途中から理解できるようになり、授業を楽しめるようになりました。

また、授業の課題ではグループワークとして三人組で授業内に出た課題に対して意見を言い合う一分程度のラジオを作ったり、二つのアカデミックジャーナルを読み比べ、レポートを書いたりしました。大変でしたが、達成感があり英語力向上に役立ちました。

また、留学中にも長期休みがあり、アイルランド以外にもたくさんの国に訪れました。その国でも友達を作り一緒に観光したり、パーティーに参加させてもらったりなど、英語を話せるようになってできることが増えたと感じ、さらに英語力を向上させたいと思いました。

2023年派遣交換留学プログラム ブダペスト・コルビヌス大学 経済学科Y・M

私は1年間、ハンガリーのブダペストにあるコルビヌス大学へ交換留学しました。
「アカデミックな場で英語のディスカッションができるのか」といった不安もありましたが、「このままでは自分が変われないかもしれない」という焦りが背中を押し、挑戦を決意しました。
数ある協定校の中からハンガリーを選んだのは、英語で専門科目を学べることに加え、日本では馴染みの少ない中央ヨーロッパの暮らしに挑戦したいと思ったからです。

多様な文化が交わるブダペストは、歴史と現代が融合する美しい都市で、物価も安く学生にも暮らしやすい環境でした。

また、地理的な利点を活かし、休暇にはフランスやスペイン、オーストリアなど近隣国へも旅行しました。週末に海外に行けるのは、まさにヨーロッパ留学ならではの魅力です。

コルビヌス大学では、マーケティングやAI、ハンガリー語などを履修し、ヨーロッパ圏内からの留学生と共に学ぶ貴重なものでした。正直なところ、最初は苦戦しましたが、周囲の支えもあり、徐々に高度なディスカッションにも積極的に参加できるようになりました。

ヨーロッパ各国から来ている学生たちと、ディスカッションクラスなどで意見を交わしたり、文化の違いを理解し、知ることができるのはヨーロッパ留学のメリットです。

これから留学を考えている方に伝えたいのは、「完璧な準備」より「一歩踏み出す勇気」が何よりも大切だということです。語学に不安があっても、異文化の中で挑戦した経験は、自分を大きく成長させてくれました。
ぜひ勇気を持って、その一歩を踏み出してほしいです。

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