NUCE Youth Leaders

インターンシップで見つけた目標は 専門分野で地域社会に貢献すること

財務省関東財務局 勤務

[2017年卒業]

N.N さん

現在の仕事内容は?

専門職を目指したのは 「キャリア形成論」との出会いから

もともと公務員志望でしたが、大学3年次にインターンシップがカリキュラムに組み込まれた「キャリア形成論」の講義を受講し、より目標が明確になりました。わたしが参加したのはある区役所の夏のインターンシップ。毎日、様々な課を回り事務作業からイベントのお手伝いまで、いろいろな経験をしました。そこで印象深かったのが、医務・薬事や旅館業に関する業務といった、幅広い専門分野の知識と技術を生かし活躍していた方々です。わたしも興味・関心のある専門分野を学び、それを生かした仕事に就きたいと考え、財務の分野かつ地域に密着した業務に携われる「財務専門官」を目指すことに決めました。財務専門官になるには、1年に1度だけ実施される「財務専門官採用試験」に合格しなければなりません。試験科目には公務員に必要な一般教養はもちろん、財政学や経営学などの勉強が必須ですが、日大経済で学んでいたので不安はありませんでした。試験科目に含まれている民法や経済学などの知識は、実務でも活かすことのできる知識です。また世の中の流れに敏感になっておけば、受験対策だけでなく、就職後の業務にも非常に役立つと思います。

インターンシップについて

大学時代を振り返って

好奇心とチャレンジ精神は 日大経済の4年間で培いました

財務専門官になって、最初は国有財産の管理処分や地域金融機関の監督業務に携わりました。国有地の照会では法務局に出向いて、明治時代の手書きの登記簿を読み解くような仕事もあり、幅広い業務に携われるこの仕事には3年目となった今も、毎日ワクワクします。また各分野に精通した方々とお話をする機会が多く、「自分ももっと知識を深めたい」「もっと仕事をうまくこなせるようになりたい」と向上心が止まりません。日大経済はインターンシップや海外留学など様々なことにチャレンジでき、自分の興味の幅を広げることができる環境でした。学生時代のあの経験が、好奇心とチャレンジ精神旺盛なわたしを作ってくれたのだと思います。

ココがターニングポイント

夢を語り合える仲間と成長を確認できる

支えてくれる仲間との出会いが、夢へと向かう原動力になりました。3年次は試験対策で毎日長時間勉強をしていましたが、一緒に努力する仲間がいたから乗り切れました。社会に出てからは、異業種で働いていても不思議と同じ足並みで成長していると感じます。

※本記事は令和2年に取材したものです。

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