NUCE Youth Leaders

専門性を高め ビジネスにおける自分の武器へと昇華

株式会社東洋経済新報社 勤務

[2015年卒業]

K.E さん

現在の仕事内容は?

もともと漠然と公務員志望だったので内部推薦で金融公共経済学科に進学しました。しかし、経済学を勉強していくうちにビジネスへの興味が段々と強くなってきました。
大学講義では、特にデータ分析の講義がお気に入りでした。2年生だった当時はそこまで意識していませんでしたが、今となってはどんな職業に就くとしても身に付けたいスキルだと思います。この頃から、大学で学んだことを仕事につなげたいと思うようになり、勉強とビジネスのつながりを模索し始めました。
経済学とビジネスのリンクを自分なりに言語化すると「論理的に説明や説得をする」ということだと思っています。データ分析は論理的に説明するツールとしては最たるもので、講義を受けていくうちにハマっていきました。気付いたら研究室に入り浸って、実証分析的な研究や仕事を手伝っていくうちに、これを仕事にしようと思うようになりました。

仕事をする上で意識していること

大学を卒業したらほとんどの学生は社会人としての価値が問われる市場に晒されるわけですが、全然天才タイプではないので普通にやっても勝てないと思っていました。じゃあどうやって希少性を高めていくか、そんなことばかり考えながら仕事していました。私の場合は、スキルや知識の掛け算で希少性を高めていく作戦をとることにしました。その掛け算の一つがデータ分析力ですが、専門的なスキルが一つでもあると希少性が格段に高まると実感しています。ただ、スキルにばかり目が行くのは要注意で、結局は仕事なので事業貢献できるかどうかが重要になってきます。技術力は高いけど事業に貢献しないビジネスマンは案外多いですが、私は事業貢献できるデータアナリストを目指しています。高校生の皆さんも、ぜひ自分の武器を磨きながらどうやって貢献していけるかを考えていって欲しいです。

※本記事は令和5年に取材したものです。

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